男のファンデーション選びの方法と自然に仕上げる正しい塗り方使い方
肌の凸凹やニキビ、青ひげなどが目立つというお悩みのある男性は、ファンデーションを使ってみましょう!正しい選び方をすれば、男性でもナチュラルに馴染む、違和感のないメイクができますよ。今回はおすすめファンデーション13選とあわせ、バレない塗り方も伝授します。
目次
男性がファンデーションを使うメリット
「ファンデーションは女性のメイク道具」とは限りません。最近はメンズ用のファンデーションもあるほど、男性でも気軽に使えるアイテムです。しかも、使用するメリットは男女問わず多数あります。自分の悩みや目的に合わせることでより効果を実感できるでしょう。具体的には、次のような効果が期待できます。
肌トラブルをきれいに隠して好印象の肌に
青ヒゲを目立たなくする
男性の悩みで多いのが、青ひげが目立つというものです。ヒゲが濃い方は朝剃っても、夕方には青くなってしまうのが、ファンデーションを施せば青味をカバーできます。
あらかじめ塗っておけば少しヒゲが伸びてきても気になりません。ファンデーションを携帯していれば、気になったときにサッとカバーすることもできますよ。
ニキビやニキビ跡を隠す
ニキビやニキビ跡も、ファンデーションで隠すことが可能です。
特に赤く腫れたり膿んでしまったニキビは目立ちやすいもの。部分的にファンデーションを塗るだけでも、肌に馴染んで目立たなくなります。
肌の凹凸をカバーする
ニキビがさらに悪化しクレーター肌になってしまうと、簡単に治すことは難しく、生活習慣や基礎化粧品を見直して根気良く治療することが必要になります。その間の凸凹肌のカバーとしてファンデーションを使用すれば、治療中でも肌をきれいに見せることができます。
目の下のクマを隠す
睡眠不足が続くと、目の下にクマができて不健康そうな印象を与えます。そこでファンデーションを塗ると、クマの青味が消えていつも通りの顔色が戻ります。
外の刺激から肌を保護してくれる
ファンデーションには肌の粗を隠すだけではなく、肌を守る効果も期待できます。肌は直に外気に触れているため、空気中のホコリなどが付着しやすく、紫外線もダイレクトに当たってしまいます。
外的刺激は意外に多く、肌へのダメージは、日々蓄積されていきます。普段からファンデーションを塗っていれば、保護効果が期待できます。
ファンデーションがバレたら恥ずかしい?
ファンデーションのメリットは活用したいけれど、ファンデーションを使用していることがバレるのは恥ずかしいと感じる男性もいるでしょう。
しかし最近では、男性も身だしなみのひとつとしてファンデーションを使用する方が増え感覚的にはヘアワックスや香水などと同じ、気軽なアイテムになりつつあります。
選び方と使い方を間違わなければ、悪目立ちすることはなく自然に使用できるアイテムです。
男性のための正しいファンデーションの選び方
それでは男性がファンデーションを選ぶ際の、ポイントをご紹介します。ファンデーションがバレないためには、選び方が重要となってきますので、参考にしてみてください。
ファンデーションの種類で選ぶ
ファンデーションは大きく分けると『リキッドファンデーション』、『クリームファンデーション』、『パウダーファンデーション』、『クッションファンデーション』という4つの種類があります。肌の悩みや使用の目的、使いやすさなども参考にして選ぶのがおすすめです。タイプごとに、おすすめのシーンを見てみましょう。
乾燥肌の方は『リキッドファンデーション』
水分の配合割合が多いリキッドファンデーションは、液体のため伸びが良く、うるおいが高いのが特長です。
塗った後も保湿感があるため、肌が乾燥気味の方や冬場の使用に適しています。また、カバー力が高く肌の凹凸やシミなども隠せるのも大きな魅力です。ただし、油分が多いことから肌へ負担がかかりやすい点には注意しましょう。
カバー力を重視したい方は『クリームファンデーション』
リキッドファンデーションより重いテクスチャーなのが、クリームタイプのファンデーションです。水の配合量がリキッドファンデーションより少なくなっていて、粉と油の分量が増えています。
かなりしっかりとカバーできるので、青ヒゲ隠しなどに活躍します。しかも1度塗れば長時間崩れにくいので、メイク直しの回数も減らせます。
ナチュラルに使いたい方は『パウダーファンデーション』
パウダーファンデ―ションは粉状です。『ルースパウダー』と『プレストパウダー』に分けられます。ルースパウダーは完全に粉末状になっているタイプで、プレストパウダーはルースパウダーを固めて固形にしたものです。
どちらも薄づきが可能で、ファンデーションのなかでも扱いやすいタイプです。とにかくナチュラルに仕上げたいならルースパウダーをおすすめします。肌をワントーン明るくしたり、ツヤ感を出すことに優れていますよ。
逆に、ルースパウダーよりもう少しカバー力が欲しいなら、プレストパウダーを選んでみましょう。肌によく密着し、自然にシャープな仕上がりが実現できます。
混合肌の方は『クッションファンデーション』
ファンデーションのなかでは比較的新しいタイプなのが、クッションファンデーションです。コンパクトのなかにスポンジが入っていて、そこにリキッドファンデーションが染み込ませてあります。
パウダーファンデーションのように手軽に使用でき、リキッドファンデーションのカバー力を持ち合わせるという、良いとこ取りになっています。さらに、オイリー肌と乾燥肌を併せ持つ混合肌の方でも、塗り方次第でうまく調整できるのでおすすめです。慣れるまでは扱いが難しいかもしれませんので、じっくり練習してみてください。
手軽に肌をカバーしたい方は『BBクリーム』がおすすめ
ファンデーションとよく似たアイテムに、BBクリームというものがあります。ファンデーションは肌をカバーするのが大きな役割ですが、BBクリームは日焼け止め、下地、ファンデーションというように、複数の役割をこなせる優秀アイテムです。
これ1本でベースメイクを完成させられるので、日焼け止めなどを併用していた人はかなり手軽にメイクができます。
自分の肌の色に合わせる
男性のファンデーション選びで、重要となるのは色の選び方です。特にバレないファンデーションを探すなら、カラー選びが最重要と言っても過言ではないでしょう。
ファンデーションの色は自分の肌色に合わせるのが基本で、自分の肌色と異なるものを塗ると、厚塗りに見えたり白浮きしたりと不自然になってしまいます。
ファンデーションの色の考え方
ファンデーションの色は種類やブランドによって多岐に渡りますが、大きくは“明るめ”と“暗め”という明暗と、“ピンク系”と“イエロー系”という色味に分かれています。
色白な方は明るめ、日焼け肌は暗めというのは何となくわかりやすいかもしれませんね。もうひとつの“ピンク系”と“イエロー系”は、肌の色がどのように見えるかということです。
日本人は“ベージュ”や“オークル”といった黄味がかった肌の色が多いのでイエロー系がよく合い、白人の肌は青味が強くその結果ピンク系に見えるため、ピンク系が合うのです。それぞれの肌の色に合うよう、大きな分類としてこの2色に分けられ、さらにそこから細分化していきます。
自分の肌はどの分類に属しているのかを見極められると、ファンデーションの色選びがスムーズになりますよ。
プラスαの効果で肌質に合わせる
肌をカバーしながらきれいに見せる効果だけでなく、付加機能がついているファンデーションもおすすめです。プラスαのメリットがあれば、さらに効果的に使うことができます。
保湿効果が高い
乾燥肌の方のために、保湿成分がたっぷり入ったファンデーションもあります。コラーゲンやヒアルロン酸入りとなっているものがそうです。ファンデーションを塗ることで、肌の乾燥も解決してくれます。
ほかにも女性もののファンデーションなら、美容成分が配合されているものが多数発売されているので、肌トラブルが多い方や、美肌にこだわりたい方は検討してみてください。
UVカットができる
日焼け対策をしている方には、UVカット効果があるファンデーションがおすすめです。紫外線は肌のシミやシワを促進してしまうので、UVケアは美肌への近道でもあります。
UVカット効果のあるファンデーションを使用すれば、日焼け止めを塗る手間も省けますし、まったくケアをしていなかった方は新たなケアを行なえるので一石二鳥ですね。
オイリー肌は皮脂吸着成分入りのもの
男性は女性より皮脂量が多いので、ファンデーションがヨレたりムラになりやすい傾向にあります。
そのときに活躍するのが皮脂吸着成分入りのものです。余分な皮脂を吸い取りヨレにくくなります。また、長時間キープできるので、化粧直しの手間もが省けます。オイリー肌の方はぜひ選んでみてください。
クレンジング不要なら洗顔が楽
ファンデーションのなかには、クレンジング剤を使用せず洗顔料やお湯だけで落とせるものもあります。一般的なファンデ―ションには、ポリマーやシリコン、ワックスなどが配合されていて、油分が高いためお湯などでは落としきれません。
しかし、油分が配合されていないものや、天然成分のみで作られているファンデーションにはクレンジング不要のものもあり、簡単に落とすことができます。
敏感肌の方にはクレンジングも強い刺激になります。クレンジング不要のファンデーションなら肌を守りながらメイクすることができますよ。
男性におすすめ!バレにくいファンデーション種類別13選
男性におすすめできるファンデーションをご紹介します。今回は種類別に分けましたので、使いやすいものを選んでみてください。
ナチュラルにカバーできるリキッドファンデーション3選
【VINTORTE】美容液ミネラルリキッドファンデーション
『VINTORTE』のリキッドファンデーションはリニューアルを経て、保湿力とカバー力がさらにパワーアップしました。
紫外線によって肌が老化してしまう“光老化”に着目していて、対策ができる美容液成分がたっぷり配合されています。リキッドファンデーションは塗り心地が重くなりやすいですが、ソフトタッチでつけていることを忘れそうですよ。光が当たることが計算され、そのフォーカス効果で肌の凸凹が飛び、より美しい肌に見せられます。
【シャネル】ボーイ ドゥ シャネル ファンデーション
ファンデーションの扱いに慣れてきたら、ぜひ使ってもらいたいのがデパコスの定番『シャネル』です。シャネルにはメンズメイクのライン“ボーイ ドゥ シャネル”があり、男性向けに考えられたメイクアイテムがラインナップされています。
リキッドファンデーションは肌へのフィット感が別格で、色ムラもできにくく自然な仕上がりになりますよ。男性用のファンデーションは色の展開が少なめですが、こちらは4種類から選べるので、自分にぴったりのものが見つかるでしょう。
【シャネル】ボーイ ドゥ シャネル ファンデーション
【ザスコスメティック】ビズファインカラー
『ザスコスメティック』は男性の美容に関する悩みを解決するべく、男性専用コスメを展開するブランドです。日々研究を重ね改良が加えられていて、20年の実績があるので安心して使用できますよ。“ビズファインカラー”はナチュラルさを追及したファンデーション。リキッドでもさらに水分が多い“ウォータータイプ”となっているので扱いやすいですよ。
さらにリニューアルで価格はそのままに、40%も増量になっているのが嬉しいですね。カラーも3色から選べますので、お気に入りを見つけてみてください。
【ザスコスメティック】ビズファインカラー
しっかりカバー派のクリームファンデーション3選
【ファングラーコマース】クライシスオム カバークリーム
『ファングラーコマース』の“クライシスオム”はメンズコスメを扱うブランドで、男性も女性と同様、美容に興味を持ってほしいという願いが込められています。
男性が扱いやすく悩みもカバーできる商品の開発に取り組んでおり、特にこのカバークリームはメイク初心者でも上手く塗ることができます。これひとつ持っておけば、気軽に肌を整えることができますね。毎日使用しても2ヶ月は持つ容量なので、コスパにも優れています。
【ファングラーコマース】クライシスオム カバークリーム
【24h cosme】24 ミネラルクリームファンデ
『24h cosme』のミネラルクリームファンデは、天然由来の成分で作られているため肌に優しいのが特長です。しかもUVケアもできるようSPF50+/PA++++となっていて、外回りやレジャーなどでも活躍しそうですね。
使い心地は大変軽やかで、クリーム特有の“もったり”したテクスチャーではありません。そのため仕上がりも大変自然で、肌にも違和感はないでしょう。そして嬉しいのが、クレンジング剤が不要な点です。いつも通りの洗顔料でサッと落とせるので、肌への負担が減らせます。
【24h cosme】24 ミネラルクリームファンデ
【スック】エクストラ リッチ グロウ クリーム ファンデーション
『スック』もデパコスとして有名な日本のブランドで、独自の美容理論を展開し人気を得ています。スキンケアシリーズが有名ですがフェイスメイクにも力を入れていて、“エクストラ リッチ グロウ クリーム ファンデーション”は多くの女性を虜にしました。
デパコスらしい豪華さがあり、さらに得意とするスキンケアの成分も入っているということで、メイクしながら肌を美しく生まれ変わらせます。UVケアもできるので、紫外線に負けない肌を作ることができますよ。
【スック】エクストラ リッチ グロウ クリーム ファンデーション
ナチュラルに使えるパウダーファンデーション3選
【エトヴォス】ナイトミネラルファンデーション
つけたまま眠ることもできるというファンデーションが、『エトヴォス』の“ナイトミネラルファンデーション”です。
ミネラル成分でできているので肌に優しく、トリートメントパウダーとして肌に塗ることができます。本来の素肌を生かしてほんのり肌をカバーするので、絶対にファンデーションを使っているのがバレたくないという方におすすめです。また、カバー力が物足りない場合は、他のファンデーションを塗ってから仕上げに使うことで、ツヤのある健康的な印象を作ることもできます。
【エトヴォス】ナイトミネラルファンデーション
【イニスフリー】ノーセバム ブラーパウダー
『イニスフリー』の“ノーセバム ブラーパウダー”は、皮脂コントロールパウダー入りのファンデーションです。皮脂吸着パウダーとネラル皮脂調節パウダーという2種類が配合され、余分な皮脂を吸着してさらさらの肌を実現します。オイリー肌の方にはかなりおすすめですよ。肌がなめらかに見えるので、色もワントーン明るく見え健康的なツヤが出ます。しかもメイクが崩れにくくなりますので、長時間メイク直しができないときにも活躍しそうですね。
【イニスフリー】ノーセバム ブラーパウダー
【チャコット】パウダーファンデーション
バレエやダンス用品を扱う『チャコット』は、メイク用品のラインナップも豊富です。この“パウダーファンデーション”は天然由来成分100%で作られていますので、肌に優しく独特の柔らかさがあります。
乾燥しにくいよう保湿力もあり、UVカット効果もあるので夏でも冬でも活躍の場面が広がりますね。
【チャコット】パウダーファンデーション
流行に敏感な方向け!クッションファンデーション3選
【プラセンティスト】クッションファンデーション
プラセンタ美容液がたっぷり配合された、クッションファンデーションを展開しているのは『プラセンティスト』です。アンチエイジングに効果的とされるプラセンタは、肌を生き生きと若返らせ、うるおいやツヤを出すことが可能です。
肌荒れやくすみをしっかりカバーしながら、肌に美容成分を与えることもできますよ。長時間の使用でもヨレないよう、肌にぴったりと密着するので周りにバレにくいファンデーションです。
【プラセンティスト】クッションファンデーション
【クリオ】キル カバー アンプル クッション
ツヤ感のある上品な肌に仕上げてくれるのが『クリオ』の“キル カバー アンプル クッション”です。光を上手に取り入れるので、角度によってツヤ感に変化が生まれ、立体感のある顔に仕上げることができます。
さらに自然由来のセラミドが肌をカバーしながらうるおいを閉じ込めるので、時間が経ってもしっとりとした思わず触りたくなる肌をキープできます。
【クリオ】キル カバー アンプル クッション
【エチュードハウス】ダブルラスティング クッション
『エチュードハウス』の“ダブルラスティング クッション”は、24時間たっても崩れにくいしっかり密着型。それでいて薄づき感のあるナチュラル派なのでバレにくさは抜群ですよ。
さらに持ち運びにも便利なサイズなので、青ヒゲが目立ってきたと感じたらサッと塗ることもでき、男性でも扱いやすいでしょう。
【エチュードハウス】ダブルラスティング クッション
面倒くさがりにはBBクリームもおすすめ!
【NULLメンズ化粧品】NULL BBクリーム
BBクリームは1本で複数の役割をこなせるアイテムで、『NULL』の商品は日焼け止めが配合され、カバー力も抜群。さらに青ヒゲやクマのみを隠したいというスポット使いもしやすくなっています。
また、ニキビ跡に効果的なオーガニックエキスを配合しているため肌改善にも役立ち、ファンデーションでは肌荒れが心配という方にもおすすめですよ。
バレたくない男性必見!正しいファンデーションの使い方
最後にファンデーションの使い方を確認しましょう。バレないように肌に塗ることも大切ですが、その後きちんと落すことも重要です。また、ファンデーションを使う際の注意点についても、ご紹介します。
ファンデーションの基本の使い方
まずはファンデーションの使い方ですが、しっかりと肌をカバーしたい方向けにご説明します。丁寧に段階を踏むことできれいな肌を作ることができ、さらにバレにくい完成度の高い仕上がりにもなりますよ。
用意するもの
- ファンデーション
- 化粧水
- 前髪を止めるピンやヘアバンド
- パフ、スポンジ、ブラシなど
手順
- 手順1下準備
ファンデーションはいきなり肌に塗ってしまうのではなく、下準備をすることでノリが良くなり、長時間崩れにくくもなります。まずはしっかり洗顔をして顔の汚れを落しましょう。そして化粧水などでしっかりと保湿をすると、ファンデーションの伸びが良くなり、仕上がりにもツヤ感が生まれます。前髪が長い方はこの後の工程でも邪魔になるので、ピンやヘアバンドで留めておくのがおすすめです。
- 手順2下地を塗る
ゆとりがあるようなら、ファンデーションを塗る前に化粧下地を施しておきましょう。化粧下地はリキッドファンデーションによく似ていますが、カバー力はあまりなく、肌の凸凹をならしてなめらかにする役割があります。はじめに塗っておくことで、ファンデーションを肌にしっかり密着させることが可能になりますよ。ヨレにくくなるので、メイクを長時間キープしたい場面では効果抜群です。
化粧下地はパール大程度の量を指に出し、高さのある鼻、頬、おでこ、あご、に乗せて薄く伸ばしましょう。ここで顔全体に塗ってしまうと厚塗り感がでますので、顔の外側に向かって薄くしていくのがポイントです。
- 手順3ファンデーションを塗る
・リキッドやクリームの場合
ファンデーションを適量手の甲に出し、化粧下地と同じように鼻、頬、おでこ、あごに乗せていきましょう。いきなり肌にのせると厚塗りになりやすいので、初心者の方は特に、一度手の甲に出すのがおすすめです。
乗せたファンデーションを外側に向かって伸ばし、全体的にムラがないようにしてください。青ヒゲやクマ、ニキビなどを隠したいときは、その場所にさらに少量を乗せて叩き込んでみましょう。
最後に顔全体を両手で押さえ、余分はファンデーションや油分を取って完成です。伸ばすときは手でも構いませんし、スポンジやブラシを用意しても良いですね。
・パウダーファンデーションの場合
パウダーファンデーションはあらかじめ専用のパフやスポンジがついていることが多いので、そちらを使って塗っていきます。
スポンジやパフの端っこに少量のファンデーションをつけ、顔の中央から外に向かって放射線状に伸ばしていきましょう。薄づきが特長のパウダーファンデーションですが、多量の粉を一度に肌にのせるとやはり厚塗り感が出てしまいます。パフなどに取り一度手の甲などではたいてから顔に乗せると、厚塗りを避けられます。
また、肌のあらを隠したい部分には、軽く叩きこむことでカバー力のアップも可能ですよ。最後に優しく両手で押さえ、しっかりと粉を肌に馴染ませたら完成です。
・クッションファンデーションの場合
クッションファンデーションにもあらかじめパフなどがついていることが多いので、そちらを使用していきましょう。
ファンデーションが染み込んでいるスポンジに、軽くパフを押し当てファンデーションを吸収させます。それをリキッドファンデーションのときのように鼻、頬、おでこ、あごに乗せて伸ばしていきましょう。ムラなく伸ばせたら、パフについているファンデーションをティッシュなどで落とし、軽く肌を叩いて馴染ませましょう。
クッションファンデーションは使い方にコツがいり、難しいと感じるかもしれません。特に注意したいのが、ファンデーションをパフにつけるときです。とにかく取りすぎないことが重要です。もしも多いと感じたら、ティッシュで落としてから肌につけるようにしましょう。
ファンデーションの落とし方
肌をきれいに見せるためにファンデーションを使用していても、しっかりと落とせていないと肌トラブルの原因になる場合があります。美肌のためには、しっかりとメイクを落としきることも重要なのです。クレンジングが必要なファンデーションの場合は、クレンジング剤を用意して洗顔するようにしましょう。
クレンジング剤を使った手順
- 手順1
前髪は邪魔にならないようピンなどで止めておく
- 手順2
しっかり手の洗浄をしておく
- 手順3
クレンジング剤を適量手の平に出す
- 手順4
手のひらを顔に当てて、優しく円をかくようにファンデーションを落していく
- 手順5
クレンジングは鏡の前で行ない、落としきれていないところがないかしっかりチェック
- 手順6
人肌程度のぬるま湯で、クレンジング剤が残らないようにすすぐ(この時点でしっかりとファンデーションが落ちているようなら、タオルで水気を取り終了)
- 手順7
洗顔料を良く泡立てて、いつもの洗顔を行なう
- 手順8
お湯で泡を落し、タオルで水気を切ったら終了
ファンデーションを使うときの注意点
顔全面に均一になるよう塗らない
ファンデーションがバレないためには、とにかくナチュラルさが大事です。しかしそれを優先するとカバー力が落ち気味になるので、ポイントとなるのはメリハリをつけることです。
顔のパーツで高さがあるところや中心部分には少し多めに塗り、高さがないところや外側に向かうほど薄く塗るだけで、立体感のある自然な顔になります。
顔の色だけでなく首との境目にも注目
ファンデーションを塗っているときは、顔の馴染み方だけに注目してしまいがちですが、首との色合いも見るようにしましょう。夢中になって塗っていると厚塗りになりやすく、首との境目がくっきりして目立ってしまうことがあります。
パフやスポンジは清潔に
ファンデーションを塗る際にパフやスポンジを使用している場合は、定期的に洗浄や交換をするようにしましょう。
男性がファンデーションを使うなら選び方が重要!
男性も肌荒れやクマ、青ヒゲなどを隠して肌をきれいに見せるのは、身だしなみの一環として当たり前になりつつあります。肌の印象が良くなれば全体の印象もアップしますので、ぜひファンデーションを活用してみましょう。
男性がファンデーションを選ぶ際は、種類とカラーを特に重視することで失敗がなくなり、バレないメイクができるようになります。合わせて正しい使い方をすることで、ファンデーションの効果を最大限に引き出せますよ。今回ご紹介した13選を参考に、自分にぴったりなファンデーションを探してみてください。