生え際の後退に悩む男性へ!若ハゲ・薄毛・抜け毛のケア&対策方法と防止策

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男として生まれてきたなら一度は悩んだことがある薄毛問題。今現在自分の毛量に不安を抱えている方はもちろん、将来的にハゲないか不安に思っている方や、最近もしかしたらハゲてきているかも!?と気にしている方も多いと思います。
そんな髪の悩みの中でも特に多く耳にするのが、「生え際の後退」問題です。今回はそんな気になる生え際の後退についてスポットを当て、生え際のセルフチェック方法と、若ハゲ・薄毛・抜け毛をケアする対策や進行防止策などを詳しくご紹介していきたいと思います。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

気になる生え際…。種類別での後退具合の違いとは


生え際の後退は、その進行具合を大きく2つに分類することができます。まずはそれぞれの後退進行具合について詳しく紹介していきます。

生え際がM字型に後退するパターン


生え際の後退で一番多いパターンが、一般的にM字ハゲと言われるM字タイプ脱毛パターンです。このタイプはおでこの両端部分から徐々に生え際が後退していくことで、おでこを出した時に英語のMのような生え際の形になった状態を指します。
MEMO
M字ハゲは男性型脱毛症(AGA)の代表的な症状で、薄毛や抜け毛・若ハゲに悩む人の多くはこのM字ハゲに悩んでいるようです。またこめかみ周辺は毛細血管の量がそもそも少ないため、こめかみ部の髪は必要な栄養が行き渡りづらく薄毛になりやすい場所でもあります。

生え際がU字型に後退するパターン


M字ハゲがおでこの両端から後退していくのに対し、U字ハゲと言われるU字タイプ脱毛はおでこ全体が後退していくタイプのことを指します。おでこを出した時に英語のUの字を逆にしたような形で側頭部と頭の後部以外の髪が薄くなる状態です。おでこ全体が以前より広くなった気がするという方は、もしかしたらこのU字ハゲである可能性が無いとも言えません。

もしかしてハゲてる?前髪ハゲ・M字ハゲ・生え際セルフチェック


自分で「最近前髪が後退している…。」「生え際がハゲてきている気がする…。」と思っていても、実際本当にそうなのかどうかを自分自身で判断するのはなかなか難しいですよね。そこで今回はあくまで目安としてではありますが、自分自身で生え際をセルフチェックする方法をご紹介させていただきます。

眉毛と生え際に何本指が挟まるかでチェック



おでこを全開にし眉山の位置に小指を揃えるようにしておでこに手のひらをあて、小指から数えて4本目の人差し指が前髪の生え際に触れるか触れないかで後退具合をチェックするという方法があります。
4本目の人差し指が生え際に触れなければ前髪が後退している可能性があるという考え方にはなりますが、指の太さやもともとのおでこの広さにも個人差がありますので、あくまでも簡易的に判定する方法・目安としてやってみてください。
MEMO
また、この計測方法は現在の指と生え際の位置関係をもとに定期的に測定することで、今後生え際の後退が進んでいるのかの基準にすることができます。

生え際の生え始めと後退部分との距離をチェック


実際に生え際の生え始めから眉毛の眉山までの距離を定規やメジャーなどで計測し、計測した数値が顔の縦(頭頂部からあご先までの長さを平面として測ったの長さ)の3分の1以上を占めている場合は、おでこが広い・ないし生え際の後退が進んでいると考えられます。
MEMO
こちらも生まれつきおでこが広いのかでまた変わってきますので、あくまでも目安としてチェックしてみてくださいね。

頭皮が硬くなっていないかをチェック



頭皮が硬くなってしまってはいませんか?頭皮を指で動かしたときに、頭皮と指が一緒に動いている感覚があれば頭皮は正常な柔らかさであると判断できます。逆に指と頭皮が一緒に動くのではなく、頭皮というより頭がい骨に触れている感じがする場合は、頭皮が硬くなってしまっていると判断できます。
注意
頭皮が硬いと髪を生やす毛根に栄養や血液がしっかりと行き渡らず髪の毛が栄養不足となり、生え際が薄くなる・後退する・抜け毛が生じる原因となります。

抜け毛の量でチェック



実際に目に見えて髪の毛が抜けている場合、その抜け毛の量に注目してみましょう。朝起きるとまくらに大量に抜け毛がついている・排水溝がすぐに髪の毛で詰まってしまう・床を綺麗に掃除しても次の日には抜け落ちた髪の毛が目立つ・1日着た洋服を脱ぐと服に自分の抜け毛がたくさんついているなど、目に見えて抜け毛の量が気になるという場合は何かしら頭皮や髪に影響が及んでいる可能性があります。

生え際が後退してしまう原因とは


それではなぜ生え際の後退や抜け毛・薄毛・若ハゲは起きてしまうのでしょう?ここでは髪のトラブルの原因となってしまう主な原因をご紹介します。
MEMO
自分に思い当たる節がないか考えながらチェックしてみてくださいね。

生活習慣の乱れ


生活習慣が乱れてしまってはいませんか?髪はあなたのからだの一部です。生活習慣が乱れると体調を崩しやすいのと同じように、髪や頭皮の環境も悪化してしまいます。睡眠時間が不規則という方は十分な睡眠時間の確保し、パソコンやスマートフォンに長時間触れている方はできるだけ触れる時間を短くするように心がけましょう。
MEMO
どうしても時間を短くすることが難しいようであれば適度な休憩を挟む・長時間同じ姿勢にならないように首や肩を動かす・猫背にならないように背筋を伸ばすなどからだへの負担をなるべく減らす努力を心がけましょう。

食生活の乱れ

野菜・お肉・果物・お魚のバランスが取れた食事をきちんととれていますか?外食やお惣菜・ジャンクフードやインスタント食が多い・偏食であるという方は、今すぐに食生活の改善を心がけましょう。食生活が乱れていると必要な栄養素がバランスよく摂取できず髪や頭皮に必要な栄養が不足してしまい、髪がやせ細ったり、抜け毛や薄毛が生じる原因となってしまいます。

注意
バランスのとれた食事を意識し、無理なダイエットや過食は髪や頭皮のためにも避けるようにしてください。

血流の乱れ・滞り



わたしたちの頭皮には無数の毛細血管が通っています。髪や頭皮は毛細血管を通じて栄養を行き渡らせるため、血流が滞ってしまうと栄養が髪や頭皮に行き渡らなくなり次第に髪がやせ細ったり抜け落ちたりしてしまう原因となります。
注意
普段から肩こりなど筋肉がこりやすい・あまりからだを動かす機会がない、運動をしない・移動手段は歩かないという方は頭皮の血流が滞ってしまっている可能性が高いため特に注意が必要です。

遺伝の影響


薄毛は遺伝による影響も大きいことが言えます。両親の毛髪が薄い場合だけでなく、両親の両親、つまりおじいちゃん・おばあちゃんに当たる存在で薄毛の方がいらっしゃる場合も隔世遺伝として自身の毛髪に影響が出る可能性があります。
ただし遺伝の影響の有無は自分自身ではなかなか判別しづらいので、特に気になるという方は一度専門の医療機関で診てもらうのが良いでしょう。

男性ホルモンの影響


男性ホルモンも薄毛の原因の一つとして言われています。男性ホルモンの「テストステロン」が頭皮に存在する酵素のひとつである「5αリダクターゼ」と呼ばれる酵素と結びついてしまうことで、毛髪を生成する毛母細胞を萎縮させてしまう非常に強力なDHTと呼ばれる男性ホルモンに変異してしまいます。DHTが活性化してしまうことで薄毛の進行の原因に繋がってしまいます。

今から間に合う!生え際・前髪の後退を防止するかんたん対策方法


生え際の後退や薄毛となってしまう恐れがある原因が分かったところで、ここからはそんな生え際の後退や薄毛を防ぐために今からできる対策法をご紹介していきたいと思います。先ほどご紹介した生え際が後退してしまう原因の中に思い当たる節があったという方や毛髪量が気になるという方はもちろん、今は気にならないという方でも実践して損はない内容となっていますのでぜひ毎日の生活の中に取り入れてくださいね。

生活習慣を改善する


第一に改善していただきたいのが生活習慣の改善です。
生活習慣が乱れていると頭皮や毛髪への影響はもちろん他にも様々な面で体調に影響が出ます。
髪だけではなくからだの健康のためにも、起床時間と睡眠時間は日によってのばらつきがないように心がけましょう。
睡眠不足は一番の薄毛の天敵です。髪を育む成長ホルモンは睡眠時に活性化されるため、しっかり睡眠がとれていないと髪の成長を妨げてしまいます。
注意
ムダな夜更かしはせずに睡眠時間をしっかりと取るようにしましょう。

バランスのとれた食生活を意識する


人間は食を通じてからだに栄養を吸収します。育毛にとっても栄養は欠かせないものです。しっかりとバランスのとれた食生活を心がけ髪にしっかりと栄養が行き渡るようにしましょう。
また髪を育てるのに特に摂取を心がけたいのは、髪の主成分である「タンパク質」、タンパク質の合成に必要な「亜鉛」、タンパク質の一種である「コラーゲン」の3つです。
MEMO
タンパク質は鶏肉や白身魚・大豆などの豆製品に、亜鉛はレバーや牡蠣・牛肉やうなぎなどに、そしてコラーゲンは鶏皮や豚足・魚の皮やゼラチンを含むゼリーなどに多く含まれています。普段の食生活の中にこれらの食材を意識して積極的に取り入れてみるのも良いでしょう。

もちろん他にもビタミンやミネラルなど必要な栄養素はたくさんありますが、これらは基本的に肉や魚や野菜や果物をどれかに偏らずきちんとバランスの良い食事ができていれば自然と補うことができるので、まずはバランスのとれた食生活を第一に心がけてくださいね。
どうしても食事のバランスをとることが難しいという方や髪に良い食材が苦手な食べ物だという方はサプリメントで補うのも良いでしょう。インスタント食やお惣菜、コンビニ弁当などは添加物も多く栄養バランスも悪いので、できるだけ自炊を心がけるようにしてくださいね。

適度な運動を行う


適度にからだを動かすことで頭皮の血行やからだ全体のめぐりが良くなり、髪へと栄養が行き渡りやすくなります。
また適度にからだを動かす有酸素運動は、血行を良くしてくれるほかにも髪を育む毛乳頭細胞や毛母細胞に酸素や栄養を届ける毛細血管を増やしてくれる働きや、汗をかくことにより抜け毛や薄毛の原因となるDHTの排出の効果も期待されています。
さらに自律神経やホルモンバランスを整えるなどといったストレス発散効果もあります。
MEMO
ウォーキングなどの軽い運動でも構いませんので、適度な運動を日常生活の中に取り入れるよう心がけましょう。

洗髪時は頭皮に汚れが残らないようにしっかりすすぎ洗う


お風呂に入って洗髪する際には、頭皮に1日かいた汗や汚れが残らないようしっかりとシャンプーをするようにしましょう。
頭皮に汚れが残っているとその汚れが壁となり、新しく生えてこようとする髪の妨げとなってしまいます。
また、シャンプーした髪を洗い流す際にしっかりとすすぎができていないとシャンプーの成分が頭皮に残ってしまい、頭皮がかぶれる原因や髪の発育を妨げる原因となってしまいます。
髪と頭皮はしっかりと洗ってしっかりとすすぐように心がけましょう。洗髪時は爪先でゴシゴシと洗うのではなく、指の腹を使ってやさしく丁寧にマッサージするように洗いましょう。
なかなかうまく洗えない・かんたんかつ頭皮や髪に優しく洗いたいという方は、市販のシャンプーブラシを活用すると良いでしょう。

頭皮マッサージを行う


頭皮をマッサージしてあげると頭皮の血行がよくなり髪の発育を促進します。頭皮は普段動くことがない部分なので、定期的に自分で頭皮マッサージを行い動かしてあげるよう心がけると良いでしょう。
頭皮マッサージはシャンプーの仕方でご紹介したやり方と同様に指の腹を使って、やさしく丁寧に頭皮全体を包み込むように揉みほぐしてあげましょう。

髪や頭皮への刺激が少ないヘアケア製品を使う


市販されているシャンプーやコンディショナーの中には髪や頭皮への刺激が強いものも多く販売されています。
ヘアケア製品を選ぶ際はなるだけ髪や頭皮に優しい成分を使用したものや低刺激をうたったものを選ぶようにすると良いでしょう。
また、ヘアワックスや髪を固めるヘアセットスプレーは1日の終わりにしっかりと洗い落とさないと頭皮の詰まりの原因となり髪の発育を妨げ抜け毛や薄毛の原因となってしまいますので丁寧にシャンプーして洗い残しのないようにしてくださいね。

◇抜け毛対策のヘアトニックやスプレーを使用する

髪の発育を促す抜け毛対策用のヘアトニックやヘアスプレーを使用することも効果的です。これらは使用することで頭皮に直接栄養を届けてくれるため特に気になるという方は有効に活用すると良いでしょう。価格帯も予防用の安価なものから医薬品として扱われている高価なものまで幅広くあるので、それぞれの商品の特性を見て自分の目的に合ったものを選ぶと良いでしょう。

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しっかりと対策して生え際の後退を防止しましょう!


いかがでしたか?今回は男なら誰でも一度は気にしたことのある生え際の後退についてスポットを当てて対策法などを詳しくご紹介させていただきました。今生え際の後退や薄毛・抜け毛を気にしている方はもちろん、まだ今は気にならないという方も今から対策しておくことに決して損はありませんので、記事を参考にぜひ今日から今ある髪を守ってあげてくださいね。