【失敗なし】傷まず綺麗に染まる方法と最新おすすめセルフカラーをご紹介!

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心機一転イメージチェンジをしたいときや、現在の髪色に飽きてきた際などに、髪を染めたくなりますよね。。美容室でヘアカラーをする方が多いですが、美容院に行く時間がなかったり、行くのが面倒な時などには自宅でできるセルフカラーを試してみるのはいかがでしょうか。今回はセルフカラーについて、正しいやり方やおすすめ商品と共にご紹介します。

目次

セルフカラーは美容室に比べてかなり傷む?

h_7_2,セルフ カラー

セルフカラーと美容室でのヘアカラーの大きな違いは薬剤を調節できるかできないかです。美容室では人それぞれの髪質や髪のダメージの状態、どんなヘアカラーをしたいかという情報を加味して使用するカラー剤の種類を選んでカラーをします。

一方、市販されているセルフカラーは、どんな髪でも染まりやすくなるように作られているため、薬剤は強めに作られている傾向があります。

そのため、ダメージ状態の悪い髪に使用したときには、美容室でカラーをしたときよりもダメージは強く出てしまいます。また、通常の髪でもダメージは強く出やすくなります。

セルフカラーの傷み具合はアフターケア次第!

美容室でのヘアカラーと比べるとダメージが大きく出てしまうセルフカラーですが、アフターケアによってダメージ具合を抑えることも可能です。

アフターケアで抑えられるダメージは、カラー剤が髪に直接与えるダメージを軽減できるものではないですが、アフターケアを怠ると取り返しのつかない程のダメージが出てしまうため注意が必要です。

次回カラーをしたときに切れ毛や枝毛、パサつきなど多くの問題が出てしまうのを避けるためにも、アフターケアをきちんと行なうことが大切です。

傷みやダメージを抑える正しいセルフカラー方法

h_7_3,セルフ カラー

パッチテストをしっかり行う

パッチテストはあまり馴染みのないものですが、肌の弱い方やヘアカラーをしたときに頭皮が荒れてしまったことがある方などは、特にパッチテストをした方が良いです。

パッチテストとはカラー剤へのアレルギーや、ヘアカラーによって起こる頭皮や皮膚への影響が起きる恐れがないかの確認を事前に行うためのものです。時間はかかってしまいますが、安全にヘアカラーをするにはパッチテストをしましょう。

パッチテストのやり方は、自分の染めたい少量のカラー剤を目立たない部位(腕の内側など)の肌に10円玉大に薄く塗り、30分ほど時間をおいて乾かした後、余分なカラー剤をティッシュペーパーなどで拭き取ってください。

その後48時間様子を見てかぶれやかゆみが出た場合は、そのカラー剤は使用しないようにしましょう。

毛先から先に、根本は最後に染める

カラー剤は熱を加えると染まりやすいという特徴があります。根本付近は頭皮の体温で染まりやすくなるため、毛先からカラーを馴染ませていくのが基本です。

そうすることで、色ムラになることを防ぎながら、根元の染まり過ぎによる余分なダメージを抑えることができます。

放置時間はきちんと守る

カラー剤は混ぜてから反応が始まり、ある程度の時間が経つとその反応が終わります。放置時間を過ぎてしまうと髪を染める反応が終わったままダメージを与えることになってしまうため、髪に余計なダメージを与えるのを避けるためにも、放置時間はきちんと守ることが大切です。

ラップやドライヤーを活用する

ラップやドライヤーを活用し、カラー剤の反応を促すことによりカラー剤が髪に付いている時間を短縮することができます。それにより時間経過で髪へ与えるダメージを抑えることができます。

そのかわりドライヤーを一か所に当てすぎてしまうとその部分だけ染まりすぎてしまったり、熱によるダメージが出やすいので注意してください。

シャンプーはしっかりぬるま湯で揉み込み洗い流す

カラー剤を落とすときは、シャンプーをする前に、40℃程のぬるま湯で頭全体のカラー剤を良く揉みこんでください。これを乳化といいます。乳化とは、カラー剤に水分を含ませて頭皮や髪についたカラー剤を流しやすくするものです。

乳化は、カラー剤を落としやすくなるだけでなくムラになっているところをカバーしてくれます。

ぬるま湯で流れ出る頭皮や髪の皮脂とカラー剤が混ざり、ヘアカラーによる”残留アルカリ”を除去してくれます。これによりヘアカラー後に残ってしまうダメージを抑えられます。

傷みやダメージを抑える正しいアフターケア方法

h_7_4,セルフ カラー

シャンプーの後に洗い流すトリートメントを使う

コンディショナーとトリートメントは同じような効果を与えてくれるもののように感じますが、実は全く違う働きをなすものです。コンディショナーは髪の表面をコーティングするもので、髪に栄養素を入れてくれるものではありません。

一方、トリートメントは髪に必要な栄養素を補給してくれるものです。ヘアカラーをしたときには、色素と一緒に栄養素も抜けていってしまうため、ヘアカラー後には洗い流すトリートメントを使用して、髪に必要な栄養素を補給することをおすすめします。

トリートメントをするときは髪の長さに応じて必要な量を髪に馴染ませますが、トリートメントを馴染ませる量が多ければより栄養素を入れられるというわけではありません。

まずは半プッシュから1プッシュほどで様子を見て、足りないようであれば少しずつ足していくようにすることをおすすめします。

また、トリートメントには時間を置くタイプのものと、時間を置かなくてもいいタイプのものがあります。パッケージに「髪に馴染ませてから放置する時間」が表記されていない場合は、時間を置くより髪によく馴染ませた方が効果的に使用できます。

髪を乾かす際に洗い流さないトリートメントを使う

シャンプー後に洗い流すトリートメントを使用し、髪を乾かす際にさらに洗い流さないトリートメントを使用することで、ヘアカラー後の髪の毛のダメージを抑えてくれる効果が期待できます。

洗い流すトリートメントと違う点は、栄養素を補給するのではなく、熱や紫外線から髪をコーティングして守ってくれるという点です。また、ダメージによるパサつきや広がりも抑えてくれます。

オイルタイプのものや、クリームタイプのものなどいろいろなものがあるため、自分に合ったものを見つけてみてくださいね。

カラー後 24時間は洗髪を控える

市販されている通常のシャンプーは洗浄力が強いため、カラーが髪に定着するまでにシャンプーをするとせっかくのカラーが抜けてしまいます。

元々の髪のダメージが大きいほどカラーも抜けやすいので、繰り返しカラーをしていてダメージが出ている方は特に注意が必要です。
ヘアカラー後、次のシャンプーまでは最低24時間程度は時間を置くようにしましょう。

タオルで髪をゴシゴシと拭かない

濡れた髪は乾いているときよりもデリケートなため、タオルでゴシゴシと拭くと髪同士が擦れてキューティクルが剥がれてしまいます。

キューティクルが剥がれると髪の栄養素やカラーが抜けやすくなることに加え、外から受ける熱や紫外線のダメージを受けやすくなるため注意が必要です。

タオルで拭くときは、髪をゴシゴシとこするのではなく、頭皮に指を立てるようにしてしっかりと拭くようにしましょう。

ドライヤーをする際はくしでとかしながら乾かす

ミディアム以上の長さの場合は、くしでとかしながら乾かすことで乾かしのムラが出にくくなるため、過度に乾かしすぎてダメージを与えてしまうことを防ぐことができます。ぜひ試してみてくださいね。

カラー専用のシャンプーを上手く活用する

カラーケア用のシャンプーを使用することでカラーの退色が抑えられます。市販されているカラーケア用のシャンプーもありますが、より退色を抑えたい方は、プロユースのカラーケアシャンプーを使うとより退色が抑えられるためおすすめです。

市販のセルフカラーメンズ向けおすすめ10選!

【ダリヤ】 メンズパルティ エナジーブリーチカラー スモーキーアッシュ

明るめのアッシュでマット系のカラーも入っているので、透明感のある仕上がりになります。ブリーチとカラーを同時にしてくれるので、染まりにくい髪質の方も安心して染められます。

【ダリヤ】 メンズパルティ エナジーブリーチカラー スモーキーアッシュのサムネイル

【ダリヤ】 メンズパルティ エナジーブリーチカラー スモーキーアッシュ

【ダリヤ】 メンズパルティ エナジーブリーチカラー インディゴアッシュ

”スモーキーアッシュ”は明るめのカラーでしたが、こちらは暗めのアッシュです。ネイビー系のカラーも入っているので”スモーキーアッシュ”よりも落ち着いた雰囲気に染められます。

【ダリヤ】 メンズパルティ エナジーブリーチカラー インディゴアッシュのサムネイル

【ダリヤ】 メンズパルティ エナジーブリーチカラー インディゴアッシュ

【マンダム】 ギャツビー ナチュラルブリーチカラー シアーグレージュ

落ち着いたベージュ系のアッシュです。シアーグレージュは透明感はもちろんですが、普通のブラウン系と比べて野暮ったさがなく、透け感のある落ち着いたアッシュの色味なので、ナチュラルなアッシュにしたい方におすすめです。

【マンダム】 ギャツビー ナチュラルブリーチカラー シアーグレージュのサムネイル

【マンダム】 ギャツビー ナチュラルブリーチカラー シアーグレージュ

【マンダム】 ギャツビー ナチュラルブリーチカラー シェイドウルフ

”シアーグレージュ”と比べるとトーンが低く一見黒髪のようにも見えますが、洗練されたダークアッシュ系のダークブラウンカラーで黒髪の重さを無くしてくれます。暗髪でアッシュが好きな方におすすめです。

【マンダム】 ギャツビー ナチュラルブリーチカラー シェイドウルフのサムネイル

【マンダム】 ギャツビー ナチュラルブリーチカラー シェイドウルフ

【花王】メンズ泡カラー ニュアンスアッシュ

泡カラーなので初めてカラーをする方も安心して染められます。青みのカラーが強めのアッシュになっています。ハイブリーチの髪に使用すると強く青みが出るのでブルー系のアッシュにしたい場合にもおすすめです。

【花王】メンズ泡カラー ニュアンスアッシュのサムネイル

【花王】メンズ泡カラー ニュアンスアッシュ

【花王】メンズ泡カラー ロイヤル

ナチュラル系のブラウンですが、野暮ったさのない落ち着いたブラウン系カラーになっています。黒髪からの自然なトーンアップをしてくれるので、アッシュ系のカラーが好みでない方におすすめです。

【花王】メンズ泡カラー ロイヤルのサムネイル

【花王】メンズ泡カラー ロイヤル

【ホーユー】 ビューティーン メイクアップカラー カーキアッシュ

マット系のより緑みの強いアッシュです。メンズに人気のアッシュ系、マット系カラーの両方を組み合わせたもので個性的でありながら派手過ぎないカラーです。質感はマットなのでおしゃれ感のあるカラーにしたい方におすすめです。

【ホーユー】 ビューティーン メイクアップカラー カーキアッシュのサムネイル

【ホーユー】 ビューティーン メイクアップカラー カーキアッシュ

【ホーユー】 ビューティーン メイクアップカラー ミントアッシュ

“カーキアッシュ”よりも緑みを抑えたナチュラルなマット系アッシュです。髪の赤みを抑えてくれるので、カラーをしたときに赤みが出やすい方にもおすすめです。“カーキアッシュ”では緑みが強いと感じる方には”ミントアッシュ”がおすすめです。

【ホーユー】 ビューティーン メイクアップカラー ミントアッシュのサムネイル

【ホーユー】 ビューティーン メイクアップカラー ミントアッシュ

【マニックパニック】 カラークリーム

カラークリーム単体には髪を染める力はありませんが、ハイトーン系カラーに色味を加えたいときや、デザインカラーに使用するとビビットに発色してくれます。カラーバリエーションも豊富です。

【マニックパニック】 カラークリームのサムネイル

【マニックパニック】 カラークリーム

【クリップジョイント】 エンシェールズ カラーバター

“マニックパニック カラークリーム”同様に染める力はありませんが、こちらもハイトーン系のカラー、デザインカラーにおすすめです。発色は”マニックパニック”よりも淡く発色します。退色ケアにも使用できるのでおすすめです。

【クリップジョイント】 エンシェールズ カラーバターのサムネイル

【クリップジョイント】 エンシェールズ カラーバター

セルフカラーでデザインカラーはできる?

インナーカラーやグラデーションなどのデザインカラーをセルフカラーでやるにはコツがいります。しかし、そのコツさえ抑えてしまえばセルフカラーでもできるので、ここからはデザインカラーのやり方をご紹介します。

デザインカラーはカラーバターで!

デザインカラーでは、ベースとなるカラーよりも、色味を加えた発色のいいカラーをイメージされると思います。カラー剤でもできますが、発色の問題やダメージのことを考えるとダメージをカバーできるカラーバターがおすすめです。

カラーバターの注意点

カラーバターはブリーチヘアなどの明るい髪でないときれいに発色してくれません。デザインカラーをしたいときは、あらかじめブリーチをしておくなどしてデザインカラーをしたい部位の髪を明るくしておくことがおすすめです。

デザインカラーをしたい部分へのブリーチは、ダメージが気になるようであればヘアカラーは避け、ブリーチのみにしましょう。

カラーバターは肌に付くとなかなか色が取れないので注意が必要です。使用するときは手袋を使用し、頭皮や顔などの皮膚に付かないようにしてください。また、肌についてしまった場合はすぐに洗い落とすようにしましょう。

インナーカラー

インナーカラーを入れたい部分周辺の髪をブロッキングしてからカラーバターを使用すると、簡単にカラーを入れられます。セルフカラーの場合は染めやすい顔まわりやサイドへ入れるのがおすすめです。

襟足など自分から見えない部分に入れるときは肌につけないように気を付けてカラーバターを塗ってください。

グラデーション

グラデーションの場合はインナーカラーよりも難易度は低いです。しかし、カラーバターの塗り方を工夫しないと、染まっている部分と染まっていない部分の境目に線が入ってしまい、仕上がりが悪くなってしまいます。

色を濃くしたい部分に多めにカラーバターを塗り、色を薄くしたい部分へ徐々に伸ばしていくときれいにグラデーションになってくれます。

【マニックパニック】 カラークリームのサムネイル

【マニックパニック】 カラークリーム

【クリップジョイント】 エンシェールズ カラーバターのサムネイル

【クリップジョイント】 エンシェールズ カラーバター

ハイライトにはブリーチで対応!

通常のカラーでもハイライトは入れられます。しかし、その場合はトーンアップが必要なのでトーンの明るいカラーでないと、ハイライトの効果は得られません。ブリーチであればトーンアップは簡単にできるので、ハイライトを入れる際におすすめです。

ハイライトを入れるときの注意点

セルフカラーの場合、細かいハイライトを入れるには技術が必要なので難しいですが、ブロッキングを活用すると、作業がしやすくなるのでおすすめです。

細かいハイライトでは細く毛束を作りそこにブリーチを塗っていくと簡単に入れられます。ブリーチを使用しているので時間をかけぎると、ムラになりやすいので注意してください。

【マンダム】 ギャツビー EXハイブリーチ

脱色力はしっかりしていて、トーンアップが容易にできます。しかし、ケアアイテムが付属していないので自分でトリートメントなどを用意しなければなりません。仕上がりはごわつきを感じることがあるのでダメージは大きいです。ホワイトブリーチを目指して繰り返し使用するならダメージケアに優れたトリートメントを別で用意しておきましょう。他のブリーチが良いでしょう。

【マンダム】 ギャツビー EXハイブリーチのサムネイル

【マンダム】 ギャツビー EXハイブリーチ

【ワイエスパーク プロフェッショナル】 ホワイトブリーチ

脱色力は”ギャツビー EXハイブリーチ”よりは低く、通常レベルです。比較的ムラなくきれいに仕上げられます。しかし、こちらもケアアイテムが付属していません。白くなるまで色を抜きたい場合はブリーチを多く塗るか、”ホワイトブリーチダブル”というダブルブリーチ用の製品が販売されているのでそちらで対応できます。

【ワイエスパーク プロフェッショナル】 ホワイトブリーチのサムネイル

【ワイエスパーク プロフェッショナル】 ホワイトブリーチ

【ホーユー】 ビューティーン ベースアップブリーチ

脱色力は抜群で、髪のコンディションを整えてくれるケアアイテムも付属しているので、髪のトーンアップやダメージケアのこともしっかり考えられている製品です。

【ホーユー】 ビューティーン ベースアップブリーチのサムネイル

【ホーユー】 ビューティーン ベースアップブリーチ

デザインカラー前やホワイトブリーチに最適のブリーチです。放置時間を調整することで自分好みの明るさにすることも可能なので迷ったらこれといっても良いブリーチとなっています。

セルフカラーはコツさえわかれば失敗いらず

美容室でのヘアカラーのほうが仕上がりはいいですが、セルフカラーでもコツさえつかめばきちんとした仕上がりにすることができます。ヘアカラーの色味は多少制限されていますが、それでも十分なほどのカラー剤が販売されているので、是非、自分にあったセルフヘアカラーを見つけてみてくださいね。