コンディショナーとトリートメントはどっちが先?正しい使用する順番を解説

  • SHARE
  • Twitter
  • Line
  • Facebook

h_49_8,コンディショナー トリートメント 順番

シャンプー後、あなたはコンディショナーとトリートメントどちらを使用していますか?そもそも役割の違いを知っていますか?よく分からずに使っている、という人も多いのではないでしょうか。今回はコンディショナーとトリートメントを使用する場合の順番と、おすすめ商品10選をご紹介します。

目次

コンディショナーとトリートメントって何が違うの?

h_49_2,コンディショナー トリートメント 順番

まずはコンディショナーとトリートメント、それぞれの役割について確認しましょう。

髪の表面に作用するのがコンディショナー

まずコンディショナーは、リンスとよく似ていて髪の表面にのみ作用をもたらすアイテムです。髪の手触りを良くしたり、指通りを良くしたりすることが主な目的で、静電気も抑えます。

また、リンスよりも髪のしなやかさやコシを出してくれるものが多いでしょう。しかし、髪の表面を保湿することはできても、髪の内部の保湿や補修はできません。

髪の内部に浸透するのがトリートメント

髪の表面ではなく、内部にしっかりと浸透するのがトリートメントです。髪に必要なうるおいや栄養を補給して、ダメージを改善してくれます。

カラーリングや、ドライヤー時の熱などで、髪の毛はかなりのダメージを受けています。その結果、切れ毛や抜け毛、パサつきなどを起こしてしまいますが、トリートメントを上手に使用すれば、そのダメージを改善できるでしょう。

コンディショナーとトリートメントは『目的に合わせて使用する』

m_22_3,カラコン メンズ

コンディショナーとトリートメントの役割が分かったら、どんな時に使用するべきアイテムなのかに注目してみましょう。

コンディショナーのみ使用する場合

髪のダメージが気にならないときは、シャンプー後にコンディショナーのみを選びましょう。髪の内部にまで作用させる必要がない状態なので、髪のごわつきや静電気を抑え、髪を整えやすくするためにコンディショナーがおすすめです。

トリートメントのみ使用する場合

髪の傷みが気になる方は、トリートメントでしっかりダメージ補修を行ないましょう。髪が傷んだままコンディショナーのみを使用していると、表面のみのアプローチだけではカバーしきれず、ハリやコシも出にくくなります。髪のダメージが気になったらトリートメントで、髪の状態の改善を試みてください。

コンディショナー+トリートメントはしっかり髪のケアが可能

傷んだ髪にトリートメントは必要不可欠ですが、さらに仕上がりを良くしたい場合には、コンディショナーも併せて使用していきましょう。両方使用することで髪の集中ケアができ、髪の芯から健やかに保つことができます。

週に数回行なうだけでも違いを実感できますので、髪がごわつく、まとまらない、すぐ切れるなど、複数の悩みがあるようならぜひ試してみてください。

シャンプーのみはおすすめしません

髪のダメージも気にならないし、汚れが落ちれば良いという場合は、確かにシャンプーだけでも問題ありません。その方がコンディショナーやトリートメントを購入しなくて良いので、経済的にも助かるでしょう。しかし、シャンプーのみで仕上げた髪は、どうしてもごわつきや広がりが起き、見栄えが良くありません。

さらに、コンディショナーやトリートメントは髪を保護する役割も持っているので、シャンプーのみよりも髪へのダメージを減らせます。シャンプーの後は目的に合わせて、コンディショナーやトリートメントを使用していきましょう。

使用の順番は『トリートメント→コンディショナー』

h_49_3,コンディショナー トリートメント 順番

コンディショナーとトリートメントの両方を併用する場合、シャンプーのすぐ後に使用するのはトリートメントで、その次がコンディショナーとなります。

トリートメントが先の理由

コンディショナーは髪の表面に作用し、トリートメントは髪の内部に作用するアイテムでしたよね?ということは、まずトリートメントで髪に栄養を与え、次にコンディショナーで髪をコーティングしてうるおいなどを閉じ込めると、効率良くお互いの効果を得ることができます。

もしも逆の順番で使用してしまうと、コンディショナーで髪がコーティングされてしまっているので、トリートメントの栄養を髪の内部に浸透させることがきにくくなってしまうのです。

正しい洗髪手順

髪を洗うときの正しい順番は、次の通りになります。


  • 手順1

    ブラシで髪をブラッシングする

  • 手順2

    まずはお湯で髪をすすぐ

  • 手順3

    シャンプーを泡立てて頭皮と髪を洗う

  • 手順4

    シャンプーが残らないようにしっかりすすぐ

  • 手順5

    髪の水気を軽く切ってから、トリートメントをダメージが気になる場所を中心につけていく

  • 手順6

    しばらく馴染ませてからしっかりすすぐ

  • 手順7

    再び水気を切ってから、コンディショナーを毛先からつけていく

  • 手順8

    しばらく馴染ませてからしっかりすすぐ

コンディショナー→トリートメントの場合も

トリートメント→コンディショナーの順番は基本の使い方ですが、商品によってはコンディショナーが先というような場合や、特殊な使用方法もあるかもしれません。コンディショナーやトリートメントを購入の際には、必ず使い方をよく読んで使用するようにしてください。

コンディショナーとトリートメントを使用するときの注意点

h_49_10,コンディショナー トリートメント 順番

一度に髪につけず2、3回に分ける

コンディショナーやトリートメントをつけるときは、髪の毛が濡れているため、使用する量を一度に髪につけて伸ばすと、ついていない部分が分かりにくくなります。

毛先から上に向かって2、3回に分けることで、塗り残しが減りますよ。

頭皮には直接つけない

商品によっては頭皮につけるタイプのものもありますが、基本は髪に作用するものなので髪を中心に塗っていきましょう。

コンディショナーやトリートメントの油分が毛穴をふさいでしまい、つまりの原因となることもあるので、頭皮につけるのは避けるのがベターです。

適量を守る

たっぷり使用するほど効果が高いかというとそんなことはなく、髪は一度に吸収できる成分には限りがあります。そのため適量以上に使用しても、髪はすべてを吸収できません。商品に記載のある適量を守って、使用するようにしましょう。

しっかり洗い流す

洗い流すタイプのものを使用しているなら、流し残しがないようしっかりすすぎましょう。頭皮や髪の残ったままになると、油分がベタつきの元となり、フケやかゆみの原因にもなります。また、頭皮以外の肌についたままでも、肌トラブルを招くことがあるので注意してください。


髪の傷みが気になる方は『リバースケア』もおすすめ

h_49_11,コンディショナー トリートメント 順番

トリートメントを使用しても、なかなか髪のダメージが治らないという方には、『リバースケア』がおすすめです。どんなケア方法なのかご紹介します。

リバースケアって?

『リバースケア』という言葉を初めて聞いた方もいるかもしれませんが、“リバース”とは逆にすることを意味します。通常、シャンプーの次にトリートメントを使用しますが、これを逆にして最初にトリートメントを使用する方法を『リバースケア』と呼びます。

洗髪時にシャンプーとトリートメントの順番を変えるだけで、より髪のダメージケアができると、最近話題になっている方法です。なお、リバースケアにはコンディショナーは使用しません。

リバースケアがおすすめなシーン

h_49_9,コンディショナー トリートメント 順番

シャンプー時に髪がよく絡まる

シャンプーをしているときに髪が絡まってしまったり、よく指が引っかかると感じる方は、リバースケアをしてみると改善できるかもしれません。シャンプー時はどうしても髪に摩擦が起きますので、リバースケアで摩擦を減らしてみましょう。

整髪料でばっちりスタイリングしている

ハード系のワックスやスプレーを使用している方は、1回のシャンプーではなかなか落としきれないことがありませんか?そんなときリバースケアを行なうと、整髪料が落としやすくなります。

とにかく髪のダメージが気になる

リバースケアは通常の方法より、髪へ成分を行き渡らせやすくなるといわれています。通常の洗髪方法ではなかなかダメージが改善しないという方は、リバースケアで集中ケアをしてみてください。

リバースケアの手順

それではリバースケアの正しい手順を確認しておきましょう。


  • 手順1

    ブラシで髪をブラッシングする

  • 手順2

    ヘアオイルをつけて髪に馴染ませる
    (オイルがない場合や時間がないときは、省いてもOK)

  • 手順3

    さらにトリートメントを重ねて塗る
    (オイルを使用していない場合は、髪を濡らしてからトリートメントを塗る)

  • 手順4

    軽く洗い流す

  • 手順5

    シャンプーを泡立てて頭皮と髪を洗う

  • 手順6

    再度トリートメントをつける

  • 手順7

    しばらく馴染ませてからしっかりすすぐ

リバースケアの注意点

h_49_5,コンディショナー トリートメント 順番

毎日行なうのはNG

リバースケアで髪質の改善が期待できますが、毎日行なうとベタつきの原因や髪への負担になるなど逆効果になることがあります。髪のダメージがひどいときの緊急ケアとして、週に1、2回までにしておきましょう。

コストがかかる

1回でトリートメントを2回分使用し、さらにヘアオイルを用意するため、通常の洗髪方法よりもコストがかかります。ヘアオイルは用意しなくても良いですが、どうしてもトリートメントの減りは早くなりますので、高額なトリートメントを使用しているときは注意してください。

スタイリングが変わってしまう

リバースケアは髪質が変わることもありますので、いつものスタイリングではうまくまとまらなくなることがあります。特に使用するオイルで髪に重さが出る場合があるので、自分に合ったものを見つけるようにしてください。

男性の髪におすすめのコンディショナー・トリートメント10選!

男性の髪におすすめのコンディショナー5選

h_49_4,コンディショナー トリートメント 順番

まずは髪の表面にアプローチできる、コンディショナーのおすすめ5選をご紹介します。

【アートネイチャー】ラボモ アートブラックコンディショナー

アートネイチャー』の“ラボモ”シリーズは、植物由来の素材をコンセプトにしています。頭皮と髪の環境を健やかに保てるよう、厳選した優しい成分でアプローチしてくれますよ。

“アートブラックコンディショナー”は、毛髪に水分や脂肪を補って乾燥を防ぎ、頭皮の汗や気になる臭いを防ぐ働きも期待できます。爽やかなフローラルブーケのなかに優しいシャボンの香りを感じる香りで、清潔感も演出できますよ。

<br />
アートネイチャー ラボモ アートブラック コンディショナーのサムネイル


アートネイチャー ラボモ アートブラック コンディショナー

270ml

【マックス】柿のさち スカルプ ケア ディープ クリアコンディショナー

マックス』の“柿のさち”は、頭皮・頭髪のフケやかゆみ、臭いを抑えることができる“柿渋エキス”を取り入れています。柿渋は防菌防臭効果があるとして昔から活用されていて、それをシャンプーやコンディショナーに活用することに成功した商品です。

コンディショナーには、髪の保護や補修成分として“センブリエキス”、“アーモンド油”、“アラントイン”なども配合されています。育毛剤などにも使用される成分も入っているので、髪を丈夫に育てたい方にもおすすめです。

スカルプ Deep クリア コンディショナーのサムネイル

スカルプ Deep クリア コンディショナー

500mL

【資生堂】TSUBAKI さらさらストレートコンディショナー

100%天然由来の美容成分が5つも配合されているのが “TSUBAKI”シリーズです。美容成分のおかげで髪の芯から毛先までを健康的に、そしてしなやかにしてくれます。

“TSUBAKI さらさらストレートコンディショナー”は、髪の摩擦やうねりを防ぐことができるので、さらさらのストレートヘアを実感できるでしょう。女性向けのブランドイメージがありますが、男性にもおすすめの商品です。

TSUBAKI さらさらストレートコンディショナーのサムネイル

TSUBAKI さらさらストレートコンディショナー

詰め替え用 1000ml、ボトル450ml

【アンファー】スカルプD 薬用スカルプパックコンディショナー

1999年に誕生した『スカルプD』は、独自開発を続けリニューアルを繰り返し、頭皮環境の改善ができるシャンプーやコンディショナーを発売してきました。そして13回目のリニューアルを経て、より髪を丈夫にできるコンディショナーが完成しました。

髪と頭皮を健やかに保つことができる“トリプルホールド成分”が配合され、頭皮を良い環境に保ちつつ、髪がしなやかにまとまるようになります。また、5つの保湿成分で頭皮環境も整えられるのもポイントです。

アンファー (ANGFA) スカルプD パックコンディショナー すべての肌用 男のスカルプD 薬用 コンディショナーのサムネイル

アンファー (ANGFA) スカルプD パックコンディショナー すべての肌用 男のスカルプD 薬用 コンディショナー

350ml

【ライオン】プロテク 頭皮ストレッチコンディショナー

ライオン』の“プロテク”のコンディショナーは、髪だけでなく頭皮も健やかに育てることができる、頭皮環境が気になる方におすすめのコンディショナーです。頭皮柔軟化成分の“エステル油”が角質層にまで浸透して、頭皮を柔らかくする効果が期待できます。

また、天然泥成分の“ベントナイト”が髪をなめらかにして、さらさらな仕上がりになりますよ。うるおい成分には“ショウガ根茎エキス”が配合されていて、髪の乾燥を防げるのも特長です。

<br />
PRO TEC(プロテク) 頭皮ストレッチ コンディショナー 本体ポンプのサムネイル


PRO TEC(プロテク) 頭皮ストレッチ コンディショナー 本体ポンプ

300g

男性の髪におすすめのトリートメント5選

髪の芯まで浸透するトリートメントのおすすめ商品5選をご紹介します。

【バルクオム】THE TREATMENT



『バルクオム』のトリートメントは”ナタネ油”由来のトリートメント成分が配合され、ヒートプロテクト機能が働きます。ドライヤーの熱で毛髪のダメージを補修するという特殊効果で、髪の内部の水分を守ることができますよ。

また、表面を保護する成分として“エモリエント”が配合されていて、毛髪だけでなく頭髪にも自然な保護膜を作ることが可能です。

【ハホニコ】コラシルク 18トリートメント

多くの美容室で愛用されているヘアケアメーカーの『ハホニコ』の“コラシルク18トリートメント”は、日常使用しやすいように作られたサロン品質のトリートメントです。“コラーゲン”や“シルク成分”などの美容成分がギュッと詰まっていて、傷んだ髪を使用する度修復できます。髪のハリが戻り、ツヤもアップしますよ。

また、剥がれてしまったキューティクルを再度密着させる効果も期待でき、指通りの良い髪に仕上げることができるでしょう。

<br />
ハホニコハッピーライフ ハホニココラシルク18トリートメントのサムネイル


ハホニコハッピーライフ ハホニココラシルク18トリートメント

280g

【ストーリア】MARO 薬用デオスカルプトリートメント

MARO』のトリートメントは、皮脂量が多い頭皮や、フケや臭いが気になる場合におすすめです。殺菌成分が配合され、しっかりと臭いの原因にアプローチします。

また、4種の伝承ハーブと、5種のレアオイルが含まれていて、うるおいを保ちながら頭皮環境を健やかにします。男らしいグリーンミントの香りも、人気の理由のひとつですよ。

<br />
MARO 薬用 デオスカルプ トリートメントのサムネイル


MARO 薬用 デオスカルプ トリートメント

480ml

【オルナ オーガニック】トリートメント

オルナ オーガニック』のトリートメントは雑誌などでも取り上げられ、男女問わず人気です。髪の内部までしっかりと補修成分が浸透し、指通りなめらかなでさらさらな髪になりますよ。

また、さわやかな香りが特長的で、“ティーツリー葉油”をはじめ、“ラベンダー花エキス”、“マンダリンオレンジ果皮エキス”などが基調になっています。品質へのこだわりが強く、“ISO9001品質基準”で生産と管理がされているので安心して使用できますよ。

オルナ オーガニック トリートメント (コンディショナー) のサムネイル

オルナ オーガニック トリートメント (コンディショナー)

500ml

【資生堂】fino 浸透美容液ヘアマスク

fino』のヘアマスクは髪の集中ケアをしたいとき活躍する、トリートメントヘアパックです。美容成分が6種類配合されていて、傷みきった毛先や栄養が足りていない髪にアプローチし、枝毛や切れ毛にも効果的ですよ。

使用方法は普通のトリートメント同じで、シャンプーの後に髪によく馴染ませてから洗い流すだけです。

fino フィーノ プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアマスクのサムネイル

fino フィーノ プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアマスク

230g

トリートメントの次にコンディショナーの順番で使おう!

h_49_12,コンディショナー トリートメント 順番

コンディショナーとトリートメントはそれぞれ役割が異なるため、基本的な使用の順番にも決まりがあります。トリートメントは髪の内部にまで浸透するので、シャンプーのすぐ後に使用し、次に髪の表面に作用するコンディショナーで髪をコーティングする。これでそれぞれが持つ効果を最大限に引き出すことができます。

自分の髪に合わせたコンディショナーやトリートメントを選び、ハリとコシのある健康的な髪を目指してみてください。