メンズ頭皮ケアにシャンプーブラシ！おすすめ20選と使用方法・選び方

男性のみなさんは日頃のシャンプーに満足していますか？髪の洗浄だけでなく頭皮ケアもできるシャンプーブラシを使用すれば、頭皮環境が改善できるかもしれません。おすすめしたいシャンプーブラシ20選と、選び方や使い方をご紹介します。

シャンプーブラシってどんなアイテム？

しっかりシャンプーしながら頭皮ケアができるアイテム！

シャンプーブラシは髪をとかすブラシとは異なります。防水仕様になっていて、シャンプー時に使用することで、洗浄力のアップや頭皮マッサージも効果も期待でき、頭皮ケアとして使用できるアイテムなのです。

ブラシ部分にそれぞれのメーカーがこだわる素材が使用され、頭皮のことを考えた設計になっています。「通常のシャンプーでは物足りない」、「頭皮のメンテナンスを始めたい」、そんな男性にぜひ使用してもらいたいのがシャンプーブラシです。

シャンプーブラシのメリット

洗浄力がアップする

指で行なうシャンプーは大まかな汚れは落とせますが、毛穴に詰まってしまったしぶとい汚れはなかなか落とすことができません。その点シャンプーブラシは、ブラシ部分が指より細くなっているので隙間に入り込みやすく、毛穴の皮脂汚れもしっかりとかき出せます。

特にオイリー肌の方は、毛穴に皮脂が詰まりやすいので、シャンプーブラシを上手に使用すれば、洗い上がりがさっぱりとし、頭皮の皮脂バランスも整えられるでしょう。

髪を洗う時間の短縮が可能

手でシャンプーを行なうとき、意外と指の面積が小さいことに気がつきます。それでいて細かな部分を丁寧に洗おうとすると、男性の指の太さだとうまく行なえず時間がかかりやすいのも難点です。

シャンプーブラシの大きさは様々ですが、トータルの面積は指よりも広いものが多く、ブラシの先端は指よりも細いので、効率よく洗い上げることができます。シャンプーの時間を短縮するアイテムとしても、効果がありますよ。

頭皮マッサージもできる

シャンプーブラシの大きなメリットと言えるのが、洗髪と同時に頭皮マッサージもできることです。ブラシ部分は適度な柔らかさになっていて、手に当ててみると何となく気持ちが良いのが分かりますよ。頭皮に当てて適度な刺激を与えることで、血行促進ができ、血液の流れが良くなります。

頭皮にも筋肉はあるのですが、顔から離れるほど筋肉を使用しにくく、凝り固まっている可能性があります。それをシャンプーブラシで揉んであげることで、頭皮環境が改善され、頭髪も健康的になるでしょう。

指でも同じ効果が得られますが、シャンプーブラシなら力を入れずにできるので、シャンプーのついでに簡単に行ないやすいのが嬉しいポイントです。自宅で手軽にヘッドスパ体験ができますよ。

気持ちの良い洗い心地

シャンプーブラシを初めて使用した人は、その新しい感覚に驚くでしょう。指とは違う刺激が心地良く、美容院などで他人にシャンプーをしてもらっているような気持ちにもなれます。その心地良さはリラックス効果を生み、シャンプーをしながら癒され、疲れをとることができますよ。

シャンプーブラシのデメリット

頭皮を傷つけるおそれがある

シャンプーブラシは基本的に柔らかい素材でできていますが、適度な硬さがないと洗浄力が保てません。そのため、力の入れ加減を間違えると頭皮に擦り傷や切り傷ができてしまうこともありますので、優しく扱う必要があります。

抜け毛や切れ毛を誘発することも

髪の毛をブラッシングするように使用するとき、無理に引っ張ると抜け毛や切れ毛の原因となることがあります。大きく動かすと髪の毛を抜いてしまう確率が上がるので、小さく優しく使用することが重要です。髪の長い方は、特に注意しましょう。

洗いすぎると乾燥肌になりやすい

シャンプーブラシの気持ち良さから、長時間使ってしまう方もいますが、本格的にマッサージとして使用する場合はシャンプーとは別で行なうのがおすすめです。

シャンプーに含まれる“界面活性剤”は、皮脂汚れなどを浮かせてきれいに洗い流すための成分ですが、洗いすぎると本来必要な皮脂まで洗い流してしまう恐れがあります。その結果乾燥を招いて皮脂が過剰に分泌し、悪循環を引き起こすこともあるので、シャンプー時は適度な使用時間を守るようにしてください。

強く乱暴に扱うことは絶対NG

シャンプーブラシは正しく使用すれば頭皮ケアに最適なアイテムですが、乱暴に扱うと頭皮に悪影響をおよぼします。力加減が難しいですが、「優しすぎるかな？」と思うくらいの強さから使い始めるのが安全です。

シャンプーブラシはこんな男性におすすめ

いつものシャンプーだと洗い残しがある気がする

指で行うシャンプーだと、洗い上がりでもベタつきが残っているように感じる方は、ぜひシャンプーブラシを使用してみましょう。長い間洗浄しきれていなかった皮脂が、毛穴に詰まって固まっている恐れがあります。シャンプーブラシなら汚れをかき出せますので、洗い上がりがさっぱりします。

時間がないのでシャンプーは時短で行いたい

「シャンプーブラシを使用した方が面倒では？」と思うかもしれませんが、指で行なうよりしっかりと、そして素早く洗うことができるので、シャンプーの時短も可能です。指で時短をしようとすると、洗い残しが出やすいですが、シャンプーブラシなら洗浄力を保ったままシャンプー時間を短縮できますよ。

頭皮環境が心配

「最近抜け毛や切れ毛が増えた」、「急にオイリー肌になった」など、頭皮環境が変化したように感じる方はシャンプーブラシを使ってみましょう。皮脂汚れが蓄積されている恐れもありますし、頭皮が凝っていて、マッサージが必要なのかもしれません。シャンプーブラシなら簡単にマッサージができ、頭皮改善に役立ちますよ。

指の怪我や手荒れが気になる方

手荒れがあるときのシャンプーは辛いですよね。指の切り傷なども同様で、そんなときの指でのシャンプーは雑になり、汚れを落せていないかもしれません。シャンプーブラシなら指を使う必要がないので、傷んでいる手をいたわって洗髪できます。

シャンプーブラシの選び方は？

シャンプーブラシは様々な種類があります。自分の頭皮や髪質、目的に合わせて選んでみましょう。

自由な手動タイプor便利な電動タイプ

シャンプーブラシは自分の手で動かす手動タイプと、充電や電池で動く自動タイプに分けられます。それぞれメリット・デメリットがありますので、どちらが自分に合っているか比べてみてください。

手動タイプは誰でも使いやすくリーズナブル

手動タイプのシャンプーブラシは、100円均一でも売っているほどリーズナブルです。種類も豊富なためいろいろ購入して自分に合ったものを見つけてみるのも良いですね。

手動タイプは力の調整が自分ででき、髪質やその日の頭皮の具合に合わせ力に強弱がつけやすいのが特長です。指の感覚に近いので、シャンプーブラシ初心者の方でも扱いやすいですよ。サイズも全体的にコンパクトなので、収納のしやすさが抜群ですし、旅行などにも持って行きやすいでしょう。

頭皮マッサージも本格的に行える電動タイプ

シャンプーも頭皮マッサージも徹底的に行ないたいという方は、電動タイプを検討してみてください。手動タイプでは不可能な細かな振動が作り出せ、毛穴の奥までアプローチできます。

また、マッサージに特化したものもあり、力の強弱やスピードなどを細かく調整でき、サロンでのヘッドスパのような体験もできますよ。

ただ、手動のもののように数百円での購入は難しく、初期費用がかかるのが難点です。サロンに通う料金を考えれば、長期的に使用できる電動タイプはコスパに優れているという考え方もできるので、お財布と相談してみましょう。

電動のシャンプーブラシを購入する際は、防水仕様になっているかを確認してください。お風呂場での使用が想定されていない、ただのヘッドマッサージャーも販売されていますので、気をつけてくださいね。

ブラシの形は頭にフィットするものを

頭の形に合ったものを選ぶことで、優しい力でも洗浄力を上げることができます。フィットしないと洗い残しが出ることがあるので、自分の頭の形を把握してから選ぶのがおすすめですよ。

理想は実際に自分の頭に当ててみて、圧力のかかり方などを見るのが良いのですが、試せない場合はネットの口コミなどを参考にしてみましょう。

使い心地を左右するのが素材

シャンプーブラシと言っても素材がいくつかに分かれ、それぞれ使い心地が異なります。どれにするかは好みで選んでも良いですが、頭皮の状態や肌質などに合わせると、洗浄力のアップが望めるでしょう。どの素材を選んだとしても、優しく使うことに変わりはないので注意してくださいね。

優しくマッサージしながら洗える『シリコン』

適度な弾力があるにもかかわらず、柔らかい素材なのがシリコンです。シャンプーブラシのなかで、定番とも言える素材でしょう。

力加減の調整がしやすく、頭皮を傷つける心配が少ないので、初心者の方にもおすすめですよ。

しっかり洗いたい派には『ポリプロピレン』や『ナイロン』

しっかりとした硬さが好みの場合は、ハードな素材であるポリプロピレンやナイロンがおすすめです。

洗い上がりのさっぱり感が素晴らしく、毛穴が詰まった状態でもしっかり汚れをかき出してくれるでしょう。髪質が柔らかいと髪を抜いてしまったり、切れたりという恐れもあるので、注意してください。

ブラシの硬さや持ち手の長さ

ブラシの硬さは素材にも左右されますが、同じ素材でもメーカーごとに硬さは異なります。この硬さで力加減を決める必要があるので、自分に合ったものを見つけて調整してください。

シャンプーブラシが初めての方や、敏感肌の方は、初めは柔らかめのものを選んでおくのが無難です。ジャンプーブラシに慣れた方や、頭皮が硬めの場合は、ハードタイプのものが気持ち良く感じますよ。

また、持ち手の構造によって扱いやすさが変わってきます。持ち手の長さや太さ、握った感触など、フィット感も大切にしてください。扱いにくいと感じていると使用頻度が落ちていき、せっかく購入したのにいつの間にかしまったまま、なんてことも起こりえます。

メンズにおすすめ！人気シャンプーブラシ20選

それではメンズにおすすめしたい、人気のシャンプーブラシをご紹介します。
今回は手動タイプ10選、電動タイプ10選に分けましたので、気になる方をチェックしてみてくださいね。

手動のシャンプーブラシ10選

【貝印】ヘアースムーサー スカルプブラシ

独自のU字植毛で、１本１本の感覚が広いため、髪がからみにくくほどけやすい作りになっています。抜け毛を抑えてしっかりとシャンプーすることができる優れものです！
ブラシ本体は右手でも左手でも握りやすく、使用時にブレずに力加減を調整することができます。
また、キャップ付きなので保管時はもちろん持ち歩きにも大変便利です！
毛はスカルプマッサージにもシャンプーブラシにも適した硬さと長さで、球状の毛先がしっかりと頭にフィットしてくれます。

【花王】サクセス 頭皮洗浄ブラシ

頭皮にぴったりとフィットするよう、カーブ形状になっているのがポイントです。絶妙なカーブが頭皮で動かしやすく、シャンプーの手助けをしてくれますよ。

ブラシの先端が丸くなっていて、間違って強い力を入れてしまっても、頭皮が傷つかないよう配慮されています。今回ご紹介している硬さは“ふつう”ですが、“やわらかめ”もあるので、好みの方を選んでみてください。

【ライオン】PRO TEC(プロテク) ウォッシングブラシ

「今ある髪を守る」ためのシャンプーブラシで、皮脂汚れをしっかり除去するのはもちろん、同時に効率よく頭皮マッサージもできるよう適度な硬さがあるブラシとなっています。

超極細毛で、隙間に入り込んだしつこい汚れもかき出します。マッサージ効果もまるで指圧を受けているような気持ち良さですよ。

【ムコタ】スキャルプマッサージャー

頭皮が敏感な方でも問題なく使用できるよう、優しくフィットする柔らかい素材を使用した構造となっています。頭皮だけでなく手にもフィットしますので、力加減の調整がしやすく、自然な圧力でシャンプーすることが可能です。

見た目もおしゃれですので、お風呂場にさりげなく飾れるインテリアにもなるでしょう。

【FecPecu】シャンプーブラシ

人間工学に基づいて設計されていて、頭皮へのフィット感と持ち手の握り心地の良さが抜群です。しかも59gの超軽量となっているので、シャンプー中もストレスなく使用できますよ。コンパクトさも優秀ですので、旅行などで持ち運びが必要なときでも活躍します。

もちろんブラシの洗浄力やマッサージのパワーも最適で、1日の終わりのリラックスタイムにぜひ使用してほしいシャンプーブラシです。

【P&G】h&s for men ヘッドスパブラシ

『h&s for men』は男性の頭皮と毛髪のために作られたブランドで、男性特有の悩みを解決するべく試行錯誤された商品が展開されています。

そのなかのひとつがこちらのシャンプーブラシで、へたり気味の毛髪にボリュームを与えられるよう、頭皮のクレンジングができる構造となっています。その大きな特長は4種類のブラシヘッドがついていることで、それぞれのブラシがしつこい汚れにアプローチしてくれます。

【ヘルシンキ・フォーミュラ】スクラビングブラシ

ブラシの突起がすべて違う向きとなるよう放射線状に配置されていて、痒い所に手が届く絶妙なバランスです。

ブラシの突起は合計91個もあるので、洗い逃しを許しませんよ。しっかり洗浄して血行を促すマッサージが可能なだけでなく、髪の毛が絡まりにくい構造となっています。そのため抜け毛も少なく、優しいシャンプーができるでしょう。

【ロレッタデビル】シャンプーブラシ

見た目のかわいさに驚くかもしれませんが、かわいいだけでなく頭皮の汚れをしっかり落とすよう考えられた設計になっています。ブラシの突起はかなりとがっているように見えますが、頭皮に当てると優しく、そして心地良い刺激を与えます。

猫の耳部分はただの飾りではなく、持ちやすいグリップとなっていてホールド感が抜群です。男女兼用で使いやすいですよ。

【アイビル】シャンプーブラシ ラニ

シャンプーブラシには少し珍しいナイロンピンが使用され、洗浄力がかなり高いのが魅力です。手の平で触ってみると固い印象かもしれませんが、先端が球状になっているので頭皮を傷めるリスクを下げてあります。

ブラシの長さを微妙に変えることで、頭皮にフィットしやすくなっていて、洗い残しもなく使用できるでしょう。

【グリーンベル】シャンプーブラシ

持ち手が3つ穴グリップとなっているのでホールド感が抜群で、力加減の調整もしやすいでしょう。また、ブラシの構造も独特で、円形を基本としながらブラシの長さがそれぞれ異なります。そのため頭皮に馴染みやすく、ナチュラルな力でシャンプーが可能です。

ポリ塩化ビニルは化学的に安定した素材なので、耐久性や柔軟性にも優れていますよ。

電動のシャンプーブラシ10選

【創通メディカル】マイトレックス ヘッドスパ

自宅でヘッドスパサロンの技術が再現できるよう、開発されたシャンプーブラシです。3D設計のブラシが頭皮にしっかりフィットし、心地よく頭の凝りをほぐします。

ボタンはひとつしかないので操作は簡単で、それでいてモードは4種類から選べます。目的に合わせた使い方ができるでしょう。

【MTG】リファグレイス ヘッドスパ

頭皮をつまみ上げるという独特のマッサージができるのが、リファのシャンプーブラシです。エステティシャンの力強いけれど優しい手の圧力を再現していて、汚れを落しやすく、マッサージ効果も抜群です。

防水効果はJIS基準(IPX7相当)をクリアしているので、シャンプー後は入浴しながらヘッドスパを体感するなんて使い方も贅沢ですね。

【Youmay】ヘッド電動 マッサージャー

4個のマッサージャーがついていて、回転しながら頭皮自体を動かします。それによりマッサージ効果が上がり、まるで人の手でヘッドスパを受けている感覚になれますよ。頭のツボの、ポイントを狙ってマッサージすることが可能です。

血行を促し頭皮環境を整えながら、頭痛などの悩みにもアプローチできます。

【パナソニック】音波頭皮ブラシ

手では落とせなかったしつこい汚れを、音波振動で落としてくれるシャンプーブラシです。電動のなかではブラシが細く、指では入り込めなかったような隙間にしっかりとアプローチし、汚れをかき出します。

モードは3つあり、優しく洗いたときは“ソフトモード”、洗浄に力を入れたいときは“ノーマルモード”、マッサージしながら洗浄したいなら“リズムモード”がおすすめです。

【Vpcok】頭皮マッサージ電動頭皮ブラシ

凝り固まってしまった頭皮の筋肉をほぐし、詰まっている皮脂汚れをしっかりとかき出します。頭皮の硬さは薄毛の原因とされていますので、若いうちから定期的にもみほぐしておくことで、健康的な髪を育成できるでしょう。

電動タイプはお手入れが面倒なものも多いですが、こちらはブラシが取り外せ掃除しやすいので、いつでも清潔な状態で使用できます。

【Butokal】電動 ヘッドスパ ヘッド マッサージャー

ブラシは弾力性がありますが、やわらかさが大切にされていて、頭皮へ程良い刺激を与えてくれます。プロのエステティシャンの技術を再現するべく、叩くという縦の動きと、揺れるという横の動きに特長があります。

汚れをかき出しながら、凝り固まった頭皮を癒してくれますよ。

【M.Way】ヘッドスパ 電動頭皮マッサージ

ローラー部分の傾斜が15度に設計され、立体的な動きができるシャンプーブラシです。正回転や逆回転など、好みに合わせてモードを変えることができ、頭皮だけでなく全身のマッサージにも最適ですよ。

使い方も簡単ですので、どこでも使用しやすいでしょう。

【アンファー×パナソニック】頭皮エステ スカルプＤ メカノバイオ

男性シャンプーで有名なアンファーのスカルプDと、パナソニックが共同開発したシャンプーブラシです。頭皮への密着度が高く、指で直につかんでいるような感覚でシャンプーが行なえます。

さらに“スカルプDモード”が搭載され、緩急を加えたリズムでマッサージも可能となっています。

【FINE DRAGON】頭皮洗浄ブラシ ヘッドスパ

これ1台で、洗髪、頭皮マッサージ、頭皮ケアの3役をこなせます。電源スイッチでモードを変更することができ、自分好みの速さや強さで使用できますよ。

使用されている素材が“TPE”というもので、ゴムのような弾力が力強く心地良いため、毎晩でも使用したくなるでしょう。

【WorldLI Home Product】KAS-1 頭皮マッサージブラシ

頭皮の汚れをしっかり除去し、キレイな状態を長持ちさせてくれるシャンプーブラシです。

ブラシについている84個の突起が、自分の指では届かないような部分にまでアプローチし、嫌なベタつきや臭いの原因をしっかり除去してくれます。

シャンプーブラシの上手な使い方

最後に、シャンプーブラシの正しい使い方を確認しておきましょう。手動のものだと、自分のやり方で行なっても問題ないようにも見えますが、適当に使っていては洗浄力のアップどころか、頭皮に悪影響となっている恐れもあります。

シャンプーブラシが本来持っている効果を最大限に引き出せるよう、使い方をマスターしてください。

正しい使い方の手順

• 手順1
  
  髪を濡らす前に、まず通常のブラシでブラッシングします。髪を濡らしてからだと力が必要になり、抜け毛や切れ毛の原因となります。
  （※ヘアスプレーで固めている場合ブラッシングは行なわず、リンスでヘアスプレーを落してからブラッシングをしましょう）
  


• 手順2
  
  シャワーをかけて、髪の毛をよく濡らします。このときのお湯の温度ですが、40度を超えると乾燥しやすくなるので、36～38度のちょっとぬるいと感じる温度が理想的です。
  


• 手順3
  
  シャンプーを手に取り泡立てましょう。頭に直接取らずに、必ず一度手の平で泡立ててから、頭に泡を乗せてください。
  


• 手順4
  
  いよいよシャンプーブラシの出番です。前髪の生え際から後頭部に向かって、小刻みに動かしていきましょう。それを2、3回繰り返し、最後は前から後ろへ髪をとかします。
  


• 手順5
  
  髪が洗えたら、お湯で流しましょう。シャンプーが残っていると、せっかく頭皮から剥がした汚れが再び毛穴に詰まってしまいますので、ぬめりがなくなるまで入念に洗い流します。このときも、シャンプーブラシでとかしながら流すと、早く泡切れさせることができます。
  


• 手順6
  
  最後はタオルで水気を取って終了です。タオルで髪をはさむようにして水分を吸い取りましょう。ごしごしとこすると抜け毛の原因となります。
  

使い方のポイント

ブラッシングで髪を整えてから

シャンプーブラシを使用する前の準備として、ブラッシングをする癖をつけましょう。シャンプーの時間は、短い方が頭皮や髪への負担が少なくなります。ブラッシングを行なうことで、シャンプーブラシが使いやすくなりますし、先にある程度の汚れを落としておくことも可能です。

シャンプーブラシは小刻みに動かす

シャンプーブラシの基本は、3cm以内の範囲で小刻みに上下左右へと動かして洗髪していくことです。大きく動かすと力が入りやすく、髪の毛が絡まって抜け毛を誘発してしまうかもしれません。間違っても円をかくようにゴシゴシと動かすことはせず、優しく狭い範囲のなかで洗浄していきましょう。

シャンプーブラシの注意点

力加減が最重要！

とにかく適切な力加減を守ることが重要です。最初はどれくらいの力が良いのかの見極めは難しいかもしれませんが、「弱いかな？」と「痛気持ち良い！」の間の圧力で行ってみると、頭皮を傷つける心配を格段に減らせますよ。

長時間の使用は避ける

心地良い力加減を見つけると、マッサージとしても効果が高くなりますが、シャンプー中は特に長時間の使用は避けてください。必要以上に皮脂を洗い流して乾燥を招き、思わぬトラブルで頭皮を傷つける可能性が高くなります。

そうならないためにも、正しい手順をマスターして、いつもその通りに行なってみましょう。

ブラシの洗浄も忘れずに

シャンプーブラシを汚れたまま使用すると、その汚れを頭皮にうつしてしまいます。使用後はシャンプーのぬめりがついていないよう、しっかりと洗っておきましょう。また、保管場所によってはカビが生えてしまう恐れもあるので、水気をとって乾燥させておくことが重要です。

頭皮ケアが面倒な男性にこそシャンプーブラシを使ってほしい！

シャンプーブラシを使用したことがない男性は多いかもしれませんが、指でのシャンプーより効率的で、洗浄力も抜群なアイテムです。

確かに指の力加減は自由に調整できますが、シャンプーブラシも種類が豊富で、手動や電動、素材や形状など、自分好みのものが見つかれば便利に使えること間違いなしです。

効果的に使用するためには、正しい選び方、使い方が重要ですので、今回ご紹介した20選のなかから、お気に入りを見つけてみてください。