メンズにも乳液は必要！乳液の選び方・使い方と肌タイプ別におすすめ商品を紹介

メンズの肌に乳液が必要な理由と役割

男性は女性以上にうるおい・保湿ケアが大切です。それはなぜなのか、男性に乳液が必要な理由と役割について解説します！

乳液の役割：油分で蓋をして水分蒸発を防ぐ

洗顔後、まず最初につけるスキンケアアイテムといえば化粧水ですよね。化粧水には、「水分で肌をうるおす」「肌を整える」働きがあります。

そして、化粧水の次につける乳液の役割は「肌の水分蒸発を防ぐ」ということです。化粧水をつけてせっかくお肌がうるおっても、そのままの状態だと水分が逃げて乾燥してしまいます。

乾燥したお肌は、肌ダメージを受けやすくシワやシミの原因にもなってしまいますので、しっかりと保湿ケアをするようにしましょう！

乳液の役割：肌をふっくらなめらかにする

乳液には油分で水分の蒸発を抑える働きのほかに、硬くなった角層を柔らかくしてなめらかにする働きもあります。肌のごわつきが気になる人は、化粧水のあとに乳液やクリームを塗るようにすると肌がうるおい、徐々にキメが整ってきますよ。

メンズに乳液が必要な理由1:女性に比べて水分量が少ない

ちょっと意外かもしれませんが、男性は女性に比べて肌の水分量が少ないといわれています。どのくらい水分量が少ないのかというと、女性の半分以下しかないのだそうです。男性にこそ肌のうるおい・保湿ケアは欠かせません。

メンズに乳液が必要な理由2:毎日のシェービングで肌荒れしやすい

男性は水分量が少なくただでさえ肌が乾燥しやすいのですが、さらに男性は、毎日のひげ剃りによって肌ダメージを受けやすく、ますます肌が乾燥/してしまいます。

スキンケアをしっかり行なっていない人も多いので、肌の乾燥によるダメージはかなり大きいといえるでしょう。

メンズの肌がテカリやすいのは水分量が少ないことが原因

男性は肌の水分量は女性の半分に満たないほど少ないですが、皮脂は女性の約2〜3倍も分泌されています。角質層に水分が少ないと、肌はゴワゴワになり、その状態のまま肌に皮脂が乗ることで、乱反射してテカテカに見えてしまうのです。

また、肌がテカついた状態のままいると時間とともに皮脂が酸化し、肌に負担を与えてしまいます。その結果、肌が荒れてバリア機能の低下を引き起こす可能性もあるのです。

乳液を選ぶときのポイント

一口に乳液といってもいろいろなタイプがあるので、「どれを選んだらいいの？」と迷う人も多いですよね。そこで、乳液を選ぶときのポイントを具体的に3つご紹介します！

自分の肌質に合ったものを選ぶ

人によって肌の水分量や皮脂量、肌の悩みは違うので合う乳液もそれぞれ違います。評判が良いからと選んでも、自分の肌質に合っていなければ思ったほどの効果を得られません。

オイリー肌の人は、油分が少なくさらっとしたテクスチャーで、うるおい成分が多いものがおすすめです！

乾燥肌の人は、保湿成分がしっかり入っているものを選びましょう。乾燥していると油分の多い物を選びがちですが、肌に水分が少なければ油分で蓋をしても意味がありません。

敏感肌の人は、石油系成分、パラベン、アルコールフリーの肌にやさしいものがおすすめです。表示成分をしっかりチェックして選んでみてくださいね。

乳液を選ぶ際は、肌質や肌の状態をしっかりと把握し、自分に適した商品を選ぶことが大切です。

季節や好みの使用感で選ぶ

夏は湿度が高く、冬は乾燥しやすいなど季節によってもお肌の状態は変化します。肌質によって多少個人差はありますが、基本的に夏はサラッとしたタイプのもの、冬は保湿力の高いしっとりタイプが適しています。

また、自分の好きなテクスチャーの乳液を選ぶのも大切です。人気の乳液を買ってみても、自分の好みの使用感と違っていると使い続けることができません。継続して使っていくためにも自分の好みを理解しておくと失敗することが少なくなりますよ。

肌を保湿する以外の効果も！？目的に合わせて選ぶ

自分の肌質や季節以外にも乳液を選ぶときのポイントとして、目的で選ぶという方法があります。乳液には、日中お肌を日光から守ってくれるUV効果のあるものや、シワやたるみ、シミなどエイジングケアができるものもありますので、目的に合わせて選んでみてください。

乳液を使うタイミング・使い方

乳液の効果を得るには、正しい順番で使うことが重要です。スキンケアの基本的な順番は、洗顔→化粧水→乳液またはクリームです。具体的な使い方もご説明しますね！

洗顔後、化粧水をつけた後に使用する

スキンケアはまず、洗顔フォームや石鹸を使って顔を洗い、清潔な状態にすることから始めます。洗顔料をよく泡だて、顔を泡で包み込むようにして洗ってください。洗い流すときは、水やぬるま湯を手ですくってやさしく洗い流します。

洗顔の次に、化粧水で肌に水分を与えます。500円玉くらいの量を手のひらにとり、少し温めてから肌になじませましょう。

手のひらに取り、手のひらを重ねて人肌に温める

洗顔→化粧水まで終わったら、乳液を塗っていきます。乳液を10円玉サイズ手に取り、手のひらを重ねて人肌に温めてください。温めることで肌への浸透がよくなり効果が高まります。

コットンを使用してもOK！

サラサラしたテクスチャーの乳液をつけるときは、コットンを使用するのがおすすめです。コットンでつけると使用する量は多くなるのですが、肌に浸透させやすくなります。

付け方は、まずコットンに10円玉サイズより大きめの乳液を出します。次に顔の中心から外側に向かって乳液を肌に馴染ませてください。

顔に塗るときは、頬→ひたい→あごの順で、乳液をするすると軽く伸ばすように馴染ませましょう。乳液をコットンにたっぷりつけると、すべりが良くなり肌への摩擦が少なくなります。

やさしく顔全体をマッサージするように肌に馴染ませる

乳液をつけたら、やさしくマッサージするように肌に馴染ませていきます。目元や口元は特に乾燥しやすいので、乳液を重ね付けするのもおすすめです。ベタつきがちなTゾーンは薄めに塗るように気をつけましょう。

乳液を顔全体に塗り終わったら、手のひらでハンドプレスをしてさらにうるおいを肌に浸透させます。少しうるおいが足りないと感じる部分には、乳液を足してみてください。

【肌タイプ・目的別】メンズにおすすめ市販の乳液

それでは、肌タイプ目的別におすすめの乳液をご紹介します。ぜひ、自分の肌タイプや目的に合わせて選んでみてください！

脂性肌やテカリ肌に・さっぱりタイプ

まずは、皮脂量が多く顔がテカリやすい人、湿気の多い季節、さっぱりした使用感が好みな人におすすめの乳液をご紹介します。

【バルクオム】 BULK HOMME THE LOTION 乳液

男性用化粧品のバルクオムの乳液は、軽いつけ心地と高い保湿力をあわせ持つスキンケアアイテムです。人の皮脂構造に似たスクワランオイルをベースにしているので、肌なじみが良いですよ。べたつきや重さを最大限に抑え、男性が使いやすい付け心地です。

【ウル・オス】 スキンミルク

保湿成分に肌本来の健やかさをサポートする成分AMP（アデノシンリン酸）配合で、肌の水分環境を整え、水分を角層のすみずみまで届けてくれます。ミルクタイプでしっとり保湿されるのに、ベタつかず伸びが良いのがです。

乾燥肌・高保湿タイプ

乾燥肌の人には、しっかりと保湿してくれる乳液がおすすめです！モチモチ肌になりたい人や、乾燥が気になる季節に使用するのも良いですよ。

【ミノン】 モイストチャージ ミルク

肌にやさしい高保湿の乳液として人気の高いミノンのモイストチャージミルクは、コクのあるミルクタイプで、使用感はベタつきなく馴染みが良いです。乾燥してゴワゴワの角質層も使い続けているうちに、ふっくら柔らかになりますよ。

【菊正宗】 日本酒の乳液

日本酒には保湿効果のあるアミノ酸、ミネラル分など美肌効果のある成分が含まれています。菊正宗日本酒の乳液は、日本酒一升分の遊離アミノ酸配合で、肌をしっとりと整えます。使い心地はベタつきがなくさらっとしています。

敏感肌・肌にやさしいタイプ

肌が敏感な人は、アルコールフリーで肌に刺激の少ないタイプの乳液を選ぶようにしましょう。

【キュレル】 乳液

乾燥性敏感肌におすすめなのが、うるおい成分に保湿効果の高いセラミドを配合したキュレルです。角層までうるおいを浸透させることで、外部からの刺激で肌荒れしにくいうるおいに満ちた肌に導いてくれます。弱酸性、無香料、無着色、アルコールフリーなのでお肌が敏感な人でも安心です！

【ミノン メン】 薬用フェイスミルク

ミノンメンの薬用フェイスミルクは、とろりとした濃厚なテクスチャーなのに、肌につけるとすっと馴染むベタつきのない保湿感が特長です。皮脂吸着パウダー配合なので、肌をさらさらに整え、ニキビや肌荒れも防ぎます。シェービング後のケアにもぴったりですよ！

ニキビ肌のケアに

ニキビ肌で悩んでいる男性も多いのではないでしょうか？ニキビ肌の人は、ぜひニキビケア専用の化粧品を選んでみてください。

【Nile】ニキビ ケア フェイスオイルクリーム

保湿 、抗炎症 、エイジングケア、低刺激と4つのこだわりを持つNileのニキビケアフェイスクリームは、有効成分「グリチルリチン酸2K」配合で、突然できる大人のニキビをケアします。内側からしっかり保湿するのに、ベタつきがなく使用しやすいのが特長で、使い続けることでハリも実感できるでしょう。

シミ・ソバカスが気になる肌に

外で過ごすことが多かったり、肌質によってシミ・ソバカスが気になる人もいるのではないでしょうか？シミ・ソバカスのケアができる乳液をご紹介します。

【メビウス製薬】薬用シミウスジェル

薬用シミウスジェルは、ひとつで化粧水、乳液、美容液、マッサージクリーム、パック、化粧下地など10通りの使い方のできるオールインワンジェルです。シミの根本原因メラノサイトまで高濃度のプラセンタを浸透させる技術を採用し、シミを集中的にケアできます。

ハリつやが気になる肌に

女性だけでなく、男性でも肌のハリやつやは気になりますよね。そういうときは、エイジングケアのできる化粧品を使ってみると良いですよ！

【ニベアメン】 アクティブエイジローション

男性肌専用のニベアメンから出ている「アクティブエイジングローション」はコエンザイムQ10配合で、肌にハリ・ツヤを与え、乾燥による小じわのケアに最適/です。さらにビタミンCを配合しているので、シミ・ソバカスも防いでくれます。毎日のシェービング後のケアにもおすすめです。

プチプラで高品質・コスパで選ぶ

できることなら、プチプラでかつ高品質なスキンケア製品を選びたいですよね。巷でコスパが良いと評判の乳液はこちらです！

【無印良品】 乳液 敏感肌用

無印のスキンケア製品は、高品質なのに低価格でコスパの良いアイテム/です。岩手県釜石の天然水を使用し、乾燥が気になるお肌にたっぷりうるおいを与えてくれます。無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・アルコールフリーと肌にやさしい処方なので敏感肌の人でも安心して使用できます。

1本で保湿完了・オールインワンタイプ

毎日のスキンケアは、手早く済ませたいという男子は多いのではないでしょうか？そんな人におすすめなのが、オールインワンタイプのスキンケアアイテムです。

【オルビス】 ミスター スキンジェルローション

肌がベタつくのに内側はカサつく…そんな肌悩みを抱えやすい男性のために開発されたスキンケアシリーズ「MR.」のスキンジェルローションは、洗顔後これ1本で保湿ケアが可能です！皮脂・乾燥・ハリケアのほか、シェービング後の肌ダメージのお手入れにも使えます。

メンズも乳液で保湿をしてテカリのない美肌をゲットしよう！

乳液は肌の水分蒸発を防ぎ、肌をうるおすスキンケアには欠かせないアイテムです。水分量は少ないのに、皮脂量が多くベタつきやすいメンズ肌のケアには、必須ともいえます。ぜひ、自分の肌や目的に合った乳液をゲットして、ベタつきのない美肌を手に入れましょう！