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【2020年最新】メンズに人気の年代別男性用香水ランキング10選

せっかくおしゃれに気を使っていても、近付いたときに不快な臭いがしていれば、印象はかなり悪くなってしまいます。香水は、おしゃれに気を遣うメンズのマストアイテムです。適切に使って、イメージアップを狙いましょう! 年代別のおすすめランキングもありますので、ぜひチェックしてみてください。

香水の種類と使い方

香水は大きく以下の4つの種類に分けることができます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

パルファン(P)

エタノール濃度(香りの強さ)が最も濃く、約半日ほどのかなり長い時間にわたって、香りが持続します。香りが強いため、付けすぎるとかなり強烈なにおいとなり、かえって周りの人に違和感や不快感を与えてしまうこともあります。

オードパルファン(EDP)

パルファンに次いでエタノール濃度が濃いものです。こちらも、香りの持続時間は長いのですが、パルファンよりはやや薄めに作られているため、価格が安価に抑えられていることが多くなります。

オードトワレ(EDT)

オードパルファンよりもさらに薄めに作られた香水です。香りの持続時間が少し落ちますが、その分価格帯はかなりお手頃になっています。メンズの香水の多くは、オードパルファンかオードトワレとして販売されています。

オーデコロン(EDC)

香水の中ではもっとも薄めに作られているものです。香りの持続時間は1時間から2時間程度と短めですが、ほのかに香るように設計されているため使い勝手がいい商品がそろっています。

これらの香水の区分けは明確な統一基準が薬事法で定められていないため、メーカーがそれぞれ独自に設定しているものです。同じメーカーのオードパルファンとオードトワレであれば、オードパルファンのほうが香りの成分が濃く配合されている、というような目安として考えていくのがいいでしょう。

また、上にも書いた通り、メンズの香水は大半がオードパルファンかオードトワレです。「ちょっと試してみよう」というくらいの価格で手に入るものが多いので、自分に合った香水を探す楽しみも得られます。

香りのタイプ

香水に配合されている香りの成分は、さまざまな種類に分けることができます。細かく分類していくと30近くもなりますが、ここではよく使われている種類の名前と香りの雰囲気をまとめておきます。覚えておくと、香水を選ぶときに、とても役に立ちます。

  • シトラス 柑橘系の香り
  • フルーティー 柑橘以外の果物の香り
  • フローラル 花の香り
  • グリーン 若葉のような香り
  • ハーバル ハーブ系の香り
  • ミント ペパーミントやスペアミントなどの香り
  • スパイシー スパイスのような刺激的な香り
  • ウッディー 樹木の香り
  • オリエンタル お香などの東洋的な香り

これらのたくさんある香りの成分をバランス良く配合して水に溶かしたものが、「香水」として使われているものなのです。

時間とともに香水の香りは変化する

香りは、時間の経過とともに変化します。

トップノート

つけ始めたばかりのころ。強く香りが出る部分です。オードトワレであれば、最初の10分程度となります。

ミドルノート

トップノートが落ち着いてきたあとから香る部分です。香水の中心的な役割を果たしています。香水をつけてから30分~1時間くらいの間で楽しむことができる香りです。

ラストノート

余韻として残る香りで、ミドルノートも落ち着いてきた頃に感じられる香りです。香水は、付けたてよりも、付けてから少し経った後のほうが、香りが落ち着いてきます。出掛ける際には、少し余裕をもって香水を付けておくことを意識しましょう。

20代メンズにおすすめの香水ベスト5

20代のメンズは、大学生がつけているような、いわゆる「若さ」を前面に押し出した爽やかさ重視のアイテムから、一歩先に進んだ大人の香水を選んでいくというのが理想です。

ビジネスシーンでは、新人らしさから脱却し、責任感や行動力を求められる立場にもなっていきます。一方で、プライベートではまだまだ遊びたいという人も少なくないでしょう。

ビジネスシーンで求められる少々の落ち着きと清潔感、プライベートシーンで演出したい冒険心と、少しだけ大人になった色気を兼ね備えた、20代メンズにおすすめの香水をご紹介します。

第1位【プラダ】ルナロッサ カーボン

少し甘めなラベンダーと、シトラスとペッパーの爽やかな香りが印象的です。ラストノートはアンバーで、高級感があります。ビジネス、プライベートの両面で活躍できる、少し大人なアイテムです。

【プラダ】ルナロッサ カーボン

50ml

第2位【カルバンクライン】CK-ONE

さわやかなトップノートから始まるクリーンでピュアな香りが特徴的な、カルバンクラインのロングセラー商品です。男女兼用(ユニセックス)をコンセプトとした香水で、少しカジュアルな場で使用するのがおすすめです。

【カルバンクライン】CK-ONE

50ml

第3位【シャネル】アリュール オム

トップノート、ミドルノート、ラストノートの概念を根底から覆す、全く新しいタイプの香水です。4種類の香りをバランス良く配合することで、付けた人それぞれの体温や付ける場所によって香ってくる順番が変わり、香水のニュアンスが大きく変化するという面白いアイテムです。

【シャネル】アリュール オム

50mL

第4位【ドルチェ&ガッバーナ】ザワン フォーメン

カルダモンとジンジャーによるスパイシーで温かみのあるミドルノートと、タバコ、シダー、アンバーといった大人のほんのりと甘いラストノートが特徴的な、セクシーなアイテムです。タバコの香料が含まれているため、喫煙習慣のある方にもおすすめできます。香りが強めなので、付けすぎには特に注意してください。

【ドルチェ&ガッバーナ】ザワン フォーメン

50mL

第5位【フィンカ】シャボンウォーター

若々しく清潔感を印象付ける石鹸の香りが特徴的なアイテムです。パイルアップセットで購入すると、安価に少量を試せるのでおすすめです。また、500mlサイズはかなり割安となりますので、気に入ったときはぜひ購入を検討してみてください。

大き目のボトルで買ったときは特に気を付けてほしいのですが、長時間日の当たる場所に常温で保管しておくと、品質が低下してしまう恐れがあります。そのようなときは、使う分だけ小分けにしておき、残りは冷暗所で保管するようにしてください。

フィンカ ハッピーシャボン 30mL&シャボンウォーター 30mL パイルアップセット

フィンカ シャボンウォーター せっけんの香り

30ML

30代メンズにおすすめの香水ベスト5

30代メンズの香水には、20代メンズのものよりもさらに少し大人なものを選んでいきましょう。ビジネスシーンでは、それなりに責任のある立場となり、部下や後輩の指導に当たる方が多くなっていきます。

あわせて、取引先との商談などの実務においても、積極的に前に出ること、事業を先導していくことなどが求められる、責任の重い地位に立ち始めるころです。

こうした人にとって、知的、かつ安心感のある印象を与える香りというのは、ビジネスシーンで非常に有効です。プライベートシーンでは、さらに増していく大人の色気を、より魅力的に演出することが望ましいです。

さらに、20代メンズではなかなか手を出しづらかった、「やや高級感のある香水」も、30代メンズであれば嫌味なく楽しむことができるでしょう。
これらを考慮して、知的な冷静さ、ムーディーな色気を重視したアイテムをご紹介いたします。

第1位【ブルガリ】マン ウッドエッセンス

男性的な強さを感じるウッディーをミドルノートにした、温かみのある余韻が印象深い香水です。コンセプトである木々の生命力やパワーを、存分に感じ取ることができます。
ビジネスシーンでもプライベートシーンでも活用できる、非常におすすめのアイテムです。

【ブルガリ】マン ウッドエッセンス

60mL

第2位【ラルフローレン】サファリフォーメン

シナモンがアクセントとなるウッディーな香りを中心にした、大人の色気あふれるアイテムです。人生経験豊富な男性の印象を強く抱かせる、深い奥行きのある香りが特徴的です。一方で、ラストノートに含まれるほんのりとしたフレッシュさが、さりげない若さを忘れません。

ビジネスシーンでは責任の強い立場の方に、またプライベートシーンでは年上好きな女性との交際のときなどにおすすめできます。

【ラルフローレン】サファリフォーメン

75ml

第3位【シャネル】エゴイスト プラチナム

アロマティックで爽やかなトップノートから始まり、大人の男を感じさせるグリーンハーバルなミドルノート、さらにアンバーとウッディーの香るラストノートまで、嫌みのない爽やかな香りが持続します。社交的な「デキるメンズ」という印象を強く与えられるアイテムです。

【シャネル】エゴイスト プラチナム

50ml

第4位 【ジョルジオアルマーニ】アクア ディ ジオ プールオム

メンズの持つエネルギーを表現するような、健康的、かつ官能的なアイテムです。
中心となるミドルノートはやや甘みのあるウッディーで、ラストノートにミステリアスな暖かみを感じさせます。全体的に地中海の明るい自然をほうふつとさせる柑橘系のさっぱりとした香りも感じられる、バランス感覚にも優れた香水です。

【ジョルジオアルマーニ】アクア ディ ジオ プールオム

50ml

第5位【GUCCI】ギルティブラック プールオム

グリーンコリアンダーとラベンダーのトップノートは、付けた瞬間から爽快さを与えてくれます。ミドルノートでは1つ上の大人の魅力を演出。そしてラストノートには深みのあるシダーウッドをベースに、パチュリがアクセントを付けます。非常にセクシーな大人の色気を感じさせます。

ビジネスシーンよりもプライベートシーンでより効果を発揮できそうな、非常に官能的なアイテムです。

【GUCCI】ギルティブラック プールオム

50ML

香水を使うときに気を付けたいこと

香水には、正しい使い方というものがあります。知らずに自己流で使っていると、かえって悪い印象を与えてしまうかもしれません。しっかりチェックして、間違いのないように使っていきましょう。
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香水のイメージと自分のイメージが近いか

香水の演出するイメージと自分のイメージがあまりにかけ離れていると、違和感が出てきてしまいます。例えば爽やかなビジネスマンが、甘い香りのする香水を振っていたら、イメージと違う感じがしてしまいます。

同様に、ガーリーなファッションのときに、ダンディズムを感じさせるようなシガーやスモーキーノートを中心に据えた香水を使ってしまうと、雰囲気が崩れてしまうでしょう。

また、20代であまりに大人びた香水を使っていると「背伸びしている感じ」が、30代で若々し過ぎる香水を使っていると「若作りしている感じ」が出てしまい、これも違和感の原因になります。

自分の持つ社会的なイメージと演出したいイメージの中間に香水のイメージを置くようなイメージで香水選びをすると、不自然さが薄まります。

香水をつける場所は適切か、つけすぎていないか

今回ご紹介しているものは、ほとんどがオードトワレです。オードトワレは香りがそこまで強くはありませんが、それでもスプレーで2プッシュ分あれば、十分に香りを立たせてくれるのです。

香水をつける場所にもポイントがあります。香水といえば、手首の内側につけてこすり合わせる、というイメージがあるかもしれませんが、これはNGです。香りが一気に揮発してしまい、持続性が得られません。

香水をつける場所としておすすめなのは、ひじの内側、太ももの内側です。ここは皮膚が薄く表面温度が高いため、香水の香り立ちがよくなります。顔からの距離も遠く、動きも大きくなる箇所なので、香りを拡散させる効果も期待できます。

また、ウエストの左右に振る、というのもおすすめです。服の隙間からほんのりと香水の香りが漂うため、長時間香水の香りを楽しむことができます。顔に近い部分に香水を振ってしまうと、鼻が慣れてつけすぎになってしまう危険性が高いので注意しましょう。

香水を長時間付けていると自分では香りが分かりにくくなりますが、周りにいる人には十分その香りが伝わっています。加えて、男性は女性よりも体温が高いことが多く、香りも強く表れやすくなります。香水を振りすぎると「香害」になってしまいますので、注意しましょう。

TPOに合った香水をしているか

ビジネスシーンで甘いバニラノートが強い香水をしていると、場違いと思われしまう可能性が高いです。時と場所に合った香水を選ぶようにしましょう。
加えて、香水そのものがNGとなるシーンもあります。

高級な飲食店では、食事の香りもお店の雰囲気の一部ですので、香水は控えておくのがマナーです。特に和食ではかなり繊細な香りを楽しみたい来店者もいますので、気を付けましょう。

汗臭さなどの体臭、強いタバコのにおいなどがあると自覚している場合も、香水と混じってより不快なにおいに変化してしまう可能性が高いです。

特に汗臭に対しては、同性異性問わずネガティブな印象を与えてしまいますので、香水でごまかそうとせず、デオドランドスプレーやボディタオルなどを使ってケアすることを忘れないようにしましょう。

また、お見舞いや弔事の際にも、香水をつけていくことはタブーです。

香水でワンランク上の男を演出!

メンズ向けの香水にはさまざまな種類がありますが、これらは加齢臭対策というニュアンスではなく、自己演出の一部として確立されています。香水は体温などで香りが立つ度合いも変わりますので、一概にどれが絶対にいいとは言い切れないアイテムです。そのため、いくつか良さそうなものを試してみる必要があるでしょう。

使い方を間違えないように気を付けてさりげなく香水を振ることで、自身のイメージをより効果的にアップさせることができます。ぜひこの記事を参考にして、自分にあった香水を探してみてください。