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頭皮に傷がある時のヘアカラーは絶対NG!髪やカラダに与える影響を徹底解説

頭皮に傷がある時にヘアカラーをしてもいいのかわからないですよね。結論としては、頭皮に傷がある時は、絶対にヘアカラーをしてはいけません。今回は、ヘアカラーが髪やカラダに与える影響を徹底的に解説しながら、なぜ傷があるときにヘアカラーをしないほうがいいのかご説明します。

頭皮に傷がある時はヘアカラーをしない方がいい?

頭皮に傷があると、ヘアカラーしても大丈夫なのかな?とか、からだに影響があるのか心配になって、悩みますよね。結論から言うと、ひどい傷の場合はもちろん、小さな傷がある場合でも、傷が治るまでは絶対に辞めておきましょう。

傷があるとカラー剤がしみて痛いですし、傷口からアレルギー物質が体内に入って、アレルギー症状が出るリスクが高くなります。そのため、傷を治してからヘアカラーをするようにしましょう。

ヘアカラーが髪やカラダに与える影響

ヘアカラーをすると髪が傷むというのは、たくさんの方が知っていると思います。しかし、それ以外にも頭皮にも影響を与えたり、からだにも影響を与えたりすることを知っていますか?ヘアカラーをするのは、イメチェンだったり、白髪隠しだったりといろいろな理由があると思います。しかし、リスクがあることも知っておきましょう。

アレルギー症状

ヘアカラーをすると、かゆみが出たり、湿疹が出たりすることがありますが、その原因はアレルギー症状かもしれません。多くのヘアカラーリング剤には、「ジアミン」という酸化染料が含まれています。特に、「パラフェニレンジアミン」という成分はアレルギー症状を起こしやすい成分です。

EUや他の国では、すでに禁止されている国もありますが、日本では今でも多くのヘアカラーリング剤に使われているため、注意が必要です。今まで問題なかった方でも、突然アレルギー反応を起こすおそれがあります。

注意
アレルギー反応を起こすと、かぶれやかゆみ、赤みなどの皮膚炎のアレルギー症状が出て、個人の許容量を越えてしまうと、アレルギー反応が消えることは一生ありません。

刺激による頭皮の傷み

髪の毛の内部までカラー剤を浸透させて染める方法のヘアカラーには、より浸透させるようにアルカリ剤が配合されています。地肌が敏感な人や頭皮に傷がある場合だと、アルカリ剤の成分が皮膚刺激になり、炎症を起こします。

また、ヘアカラーを頻繁にするのは、頭皮によくありません。髪の生まれ変わるサイクルに影響を与えたり、抜け毛や薄毛などにも繋がりやすくなります。

髪の毛が傷む

ヘアカラーをすると、薬剤を髪の毛の内部まで浸透させるために、アルカリ剤がキューティクルを無理やりこじ開けることになります。さらに、髪の毛の内部にあるコルテックスに浸透して、メラニン色素を壊して、染料を定着させて髪の色を変えていきます。

髪の表面を保護して、ツヤを守るキューティクルを無理やりこじ開けたり、髪の毛を守るコルテックスの内部まで影響を与えるので、髪の毛がダメージを受けて傷むことになります。

発がん性

一般的なヘアカラーには、化学染料が使われています。「パラフェニレンジアミン」という成分が含まれていますが、発がん性が認められていて、EUでは2011年に使用することを禁止されています。

しかし、日本では現在でも使われていて、ヘアカラーに使われている科学染料は、農薬の約140倍の毒性があります。

注意
すぐにがんにならなくても、長い年月何回もヘアカラーを使い続けていると、がんになる可能性が高くなると言われています。

健康被害

上記で酸化染料が含まれているカラーリング剤で、アレルギー症状が出ると説明しました。アレルギー症状が出ているのに、カラーリング剤を使い続けると、肝障害や呼吸器障害、遺伝子突然変異などの症状が出て、健康を害するおそれがあります。

傷以外にもヘアカラーを避けた方がいい日

頭皮に傷がある時以外にも、ヘアカラーをしない方がいい日があります。

  • コンデショナーやリンスなどで、ヘアケアした日
  • 体調が悪い日
  • 顔のムダ毛を処理した後

上記に該当する日は、ヘアカラーをしないようにしましょう。

なぜなら、ヘアケアをしたら、通常よりも髪の毛に水分や油分を含まれるため、カラーリング剤が弾いたり、うまく馴染まなくなり、染まりにくくなる場合があります

また、体調が悪い状態だと、肌が敏感になったり、肌が守られない状態になっているおそれがあるため、かゆみや赤みなどの原因になります。顔のムダ毛を処理した後は、肌が敏感な状態になっています。そのため、カラーリング剤によっては、トラブルを起こすおそれがあります。

どうしてもヘアカラーしたい時の対処法

頭皮に傷がある場合はヘアカラーをしない方がいいのですが、どうしてもヘアカラーをしなければならない場合の対処法をご紹介します。
対処法には、3つの方法があります。

  • 保護オイルを塗る
  • 頭皮にカラー剤を付けない
  • アレルギー対策としてノンジアミンカラーで染める

このような対策をすることで、頭皮に与える刺激や、アレルギー症状を引き起こすリスクが減るでしょう。

保護オイルを塗る

ヘアカラーをする前に保護オイルを塗ることで、頭皮を保護することができます。頭皮に直接、カラーリング剤が触れることがないので、しみたり、アレルギー症状なども出るおそれも少なくなります。

頭皮にカラー剤を付けない

カラーの仕方は、それぞれありますが、その中に「ゼロテク」という頭皮にカラーリング剤をつけないで塗る方法があります。根元から少し浮かせて塗るため、頭皮に与える影響はほとんどありません。

MEMO
根元が染まりませんが、丁寧にすれば仕上がりは気にならないので、ぜひ試してみて下さい。

アレルギー対策としてノンジアミンカラーで染める

頭皮やからだに悪影響を与える恐れのある薬剤のジアミンが配合されていないノンジアミンカラーを使うことで、アレルギー対策ができます。

色落ちが少し早いというデメリットもありますが、髪の毛にも負担をかけずカラーリングのダメージが少ないので、頭皮に傷がない時でもおすすめですよ。また、ジアミンが含まれていないだけでなく、アルカリ剤も通常より少なく配合されているので、低刺激です。

一般的なヘアカラーは医薬部外品に含まれますが、ノンジアミンカラーは化粧品に含まれます。頭皮や肌にも優しく、敏感肌の方でも使える商品が多くあります。また、ノンジアミンカラーは、ベースがトリートメントで出来ているので、何回も繰り返して使用すると、髪の補修やツヤ感が増す効果が期待できますよ。

頭皮に出来た傷を早く治す方法

ヘアカラーをするなら、頭皮の傷が治るまで待つべきですが、傷は治るのに時間がかかりますよね。まずは、気になっても触らないようにしましょう。どうしても気になって、触ってしまったり、かさぶたをはがしたくなるかも知れませんが、傷の治りを遅くするだけです。

他にも少しでも早く傷を治したいなら、血流を正常化させましょう。食事や睡眠などの生活習慣に気を付けながら、頭皮に栄養が届きやすい環境を作ります。できるだけ頭皮に刺激を与えないようにするのも早く治す方法のひとつです。

また、シャンプーにも注意が必要です。頭皮に刺激を与える成分が配合されているシャンプーを使っていると、その分、傷の治りも遅くなります。

注意
頭皮に傷がある時には、低刺激のシャンプーを使ったり、お湯だけで済ませるようにしましょう。

頭皮の傷をしっかりと治してからヘアカラーをしよう!

今回は、ヘアカラーが髪やカラダに与える影響や、どうしてもヘアカラーをしたい時の対処法をご紹介してきました。カラーリング剤は頭皮に負担のかかる強い薬剤を使っているため、やはり頭皮に傷がある場合はヘアカラーはおすすめできません。そのため、頭皮に傷がある場合は、しっかりと治してからするようにしましょう。