紫・茶唇に！男性の色付きリップの選び方や使い方＆おすすめ10選ご紹介

唇の色で顔の印象はガラリと変わる！

唇は顔の印象を左右する重要なパーツで、色味によって印象ががらりと変わってしまいます。くすんでいたり茶色っぽい色味の唇は、マイナスイメージしかつないので、注意が必要です。

唇の色がくすんだり紫・茶色い色味だと…

不健康に見える

唇は血管の色が透けるので、血の巡りが悪いと不健康な色になることがあります。まるで、寒い日のプールで体が冷えてしまったような印象を与え、「病気かな？」と思わせてしまうかもしれません。

無愛想に見える

唇がくすんだ茶色っぽい色だと、表情が暗く見えてしまいます。髪をばっちりスタイリングしても、肌のお手入れをマメにしていても、唇のせいで愛想がなく冴えない印象になっているかもしれません。唇のせいで、おしゃれさや清潔感が失われてしまうことがあるのです。

色付きリップで唇の色を補正しよう！

色付きリップで唇に色を乗せると、血色が良く見え一気に印象がアップしますよ。顔色を良くしたり好感を高めたいときに、色付きリップは秘密兵器として活躍します。

男性が色付きリップを選ぶときのポイント

それでは、男性が色付きリップを選ぶときのポイントを確認しておきましょう。色付きリップは、やみくもに選ぶと失敗することもあるので、しっかりと選別してください。

女性ものでも全然OK

「男性だからメンズブランドのリップしか使用してはダメ」ということはなく、
女性ブランドのリップでも問題なく使用できます。唇ケアの面で男女の差はそれほどないので、カラーを重視して選べばどのようなリップでも大丈夫です。

最近では男性専用のリップも増えてきましたが、色付きリップとなるとまだまだ種類は少ないのが現状です。男性でも女性ものの色付きリップのなかから、自分に合ったものを選ぶのもいいでしょう。

ナチュラルなカラーをベースに選ぶ

男性が色付きリップを選ぶ際に、1番注意しなければいけないのがカラーです。特に女性向けのリップは女性らしいカラーがラインナップされているので、適当に選ぶとかわいらしくなりすぎる危険があります。

具体的には、赤やピンク、オレンジという原色に近いカラーは、男性では扱いが難しいでしょう。なるべく肌色に近い、薄ピンクや薄オレンジが馴染みやすく自然です。

長時間保湿できるものがおすすめ

リップクリーム本来の役割である、保湿力は重視したいポイントです。色味を加えて唇の血色が良くなっても、かさつきや皮むけ、ひび割れなどが目立ってしまっては意味がありません。

そのため、保湿成分がしっかりと配合され、長時間キープできるものがおすすめです。塗った瞬間だけの保湿だと、何度も塗り直さなくてはいけなくなり、唇にも良くありません。さらに色付きの場合は色がつきすぎて、口紅を塗ったようになってしまうこともあります。成分や口コミなどを参考に、保湿力がキープできるリップを選びましょう。

使い分けしやすいよう複数本ストックしておくと便利

リップ初心者なら、まずは気になったものを1本使用してみるという使い方でOKです。慣れてくるとカラー次第で顔の印象が変わることがわかってくるので、TPOで使い分けるとリップ上級者になれるでしょう。そのために、複数のカラーをストックしておくと便利ですよ。

また、傷ついた唇を補修できるものや、UVケアができるものなど様々な種類のリップがあるので、唇の状態に合わせて選んでみましょう。

口紅は「塗ってます感」が出るのであまりオススメできません

「唇の色を気にするのなら、口紅でもいいのでは？」と思う男性もいるかもしれませんが、男性の口紅というのはかなりハイレベルなメイク術が必要です。

初心者が行なうと、あからさまなリップメイクとなることが多く、顔のなかで悪目立ちしてしまいます。その点、色付きリップは口紅ほどの発色力がないので、ちょっと色選びに失敗したとしても、それほどおかしい見た目にはなりません。

リップクリームの正しい使い方

簡単そうに思えるリップの使い方ですが、本当に正しい方法で行っていますか？今一度使い方の確認をしておきましょう。

リップクリームを塗る方向は“縦”

リップを横に動かして塗っている方をよく見かけますが、それは間違いで、リップは縦方向に塗るのが正解です。

唇は縦にシワが入っているので、成分をしっかり浸透させるためには、そのシワに沿うよう塗らなければいけません。今まで横に塗っていた場合は、余計な摩擦だけを与えて、逆に唇を傷つけていた恐れもありますよ。

色が気になったらティッシュオフ

色付きリップを塗ってみて、ちょっと色がきついなと感じたらティッシュで軽く押さえてみましょう。適度にカラーが落ちて、唇に馴染みやすくなります。しかしリップクリームの場合は、ティッシュオフしすぎると保湿効果まで取ってしまうこともあるので、適度に押さえるよう注意してください。

塗りすぎには要注意！男性の色付きリップは1度塗りで十分

乾燥が強いと、しっかり保湿しようと何度も唇に塗ってしまいがちですが、１度塗りで十分です。色付きリップは重ね塗りをするほど色が濃く出やすいので、不自然になりやすくなります。

また、1日に塗る回数は3～5回程度に抑えるようにしてください。頻繁に塗り直すと、色がつきすぎるだけでなく、摩擦が唇を傷めてしまうことがあります。

人目につかないように塗るとスマート

唇にリップを塗る姿はどうしても女性らしく見えてしまうため、男性はさりげなく塗るようにしてみてください。

開封から半年以内を目安に使いきる

リップクリームは見た目に劣化が見えにくいので、無くなるまで使い続けてしまっていませんか？実はリップにも使用期限があり、開封後半年以内を目安に使い切ることが推奨されています。

リップは直接唇に触れているため雑菌も繁殖しやすく、去年の冬のものを今年もまた使用するのは不衛生です。

雑菌の繁殖を抑えるために、リップを塗った後に先端をこまめに拭き取ったり、綿棒などを使用して唇に塗っていくのも効果的です。

男性でも使える！おすすめ色付きリップ10選

それでは、男性におすすめしたい色付きリップを10選ご紹介します。自分の唇の色やなりたい印象に合わせて選んでみてください。

【FIVEISM × THREE】リップディフェンス

『FIVEISM × THREE』は、ちょっと大人のメンズ向けに誕生したメイクアップブランドです。年齢による肌の悩みがある方や、忙しくてなかなかスキンケアが続けられないという大人の男性におすすめです。

そして“リップディフェンス”は、さまざまな男性の唇に合うよう、メンズリップでは珍しく3種類もカラーバリエーションがあります。どれもマットな仕上がりになるので、女性のリップのようなツヤツヤ感が出ないのが嬉しいですね。しかも塗るたび唇にうるおいを与え閉じ込めるので、保湿効果も抜群です。

【花王】キュレルリップケアクリームほんのり色づくタイプ

乾燥性敏感肌の方向けに作られたスキンアイテムが豊富なのが、『キュレル』の特長です。

リップにも“セラミド”が配合され、しっかりと唇をうるおすことができます。外部刺激からも守ってくれるので、刺激に弱いデリケートな唇にも最適ですよ。無香料でアルコールフリーと、刺激物が少ないのも嬉しいですね。

カラーはほんのりピンクで、決して目立ちすぎない優しい色になっています。唇に血色を与え、健康的な印象が目指せます。

【ニベア】リッチケア＆カラーリップ グロッシーベージュ

ラテン語で「雪のように白い」という意味の『ニベア』は、クリーム商品を主軸に保湿ケアが優秀なブランドです。

リップも高い保湿力で人気があり、種類も豊富ですが、“リッチケア＆カラーリップ”はワンランク上の唇ケアができますよ。ふっくらとした唇へ導くために美容オイルが配合され、補給したうるおいを逃がさないようしっかりコーティングも行ないます。

今回ご紹介するグロッシーベージュは、カラーを主張しすぎず上品で肌なじみも良いですが、色味が少し強いので重ね塗りには注意しましょう。

【資生堂】レシピストほんのり色づくリップクリームヌードピンク（アップルの香り）

『レシピスト』のリップは、とにかくコスパが抜群です。低価格でも侮れない保湿力、そしてうるおいをキープすることにも優れています。塗るときも柔らかく唇へフィットするので、使用感も抜群ですよ。

カラーはほんのりと色付くタイプですので、肌の印象をナチュラルに明るくしてくれます。コンパクトサイズなので、ポケットなどにも忍ばせやすく、男性が持ちやすいデザインにもなっています。お財布を気にすることなくたっぷり使えるので、日常使いしやすいですね。

【ザ パブリック オーガニック】オーガニック認証 精油カラーリップスティック ノーブルオレンジ

『ザ パブリック オーガニック』のリップクリームは、オーガニック認証を受けているので安心して使用ができます。

成分自体は100％天然由来のものを使用し、そのうちの71％以上がオーガニック原料です。香料は精油で調合されナチュラルに香るので、男性でも使用しやすいでしょう。カラーも天然石のカラーが使用され、合成着色料やカルミンなどは不使用となっています。

今回おすすめするノーブルオレンジは、温かみのなかにおしゃれな雰囲気があるので、一味違う印象を与えたいときにおすすめです。色味が強すぎる場合は、軽くティッシュオフして調整してみましょう。

【石澤研究所】トレンドホリック　オーガニックリップN

『トレンドホリック』のリップは“オリーブオイル”をベースに作られ、こだわりのオーガニック成分が特長です。

さらに“ミツロウ”や“ヒマワリ種子油”など合計9種類の自然の成分が配合され、体温で溶けてしまうほどのデリケート処方となっています。唇に自然に馴染み、長時間潤いが続くので、何度も塗り直す必要がありません。

【ヴァセリン】リップ モイストシャイン ローズピンク

1870年に誕生した『ヴァセリン』は、発売以来世界中で愛されるスキンケアブランドです。“リップ モイストシャイン”は缶に入ったおしゃれな見た目で、指を使って唇のシワに合わせて直接塗ることができるため、塗り残しなども少ないですよ。

見た目のテクスチャはハードそうに見えますが、指に取ると体温で柔らかくなり、伸びやすくなるので安心して使用してください。

カラーはほんのり色付くローズピンクで、他のカラーと混ぜ合わせることもできるため、メイク上級者にもおすすめのリップです。

【エチュードハウス】チェリースイート カラーリップバームOR201

『エチュードハウス』のリップバームは6種類のカラーバリエーションがあるため、男性でも選びやすいのが特長です。特におすすめなのが肌色に近いオレンジ色のOR201で、唇や肌の色に自然に馴染み、血色感が生まれるのでイキイキとした印象になれるでしょう。

唇のくすみを消す効果もあるため、メイク下地としても使用できますよ。保湿力は“カニナバラ果実油”配合となっているので、しっかりうるおいを長時間キープできます。

【リップスボーイ】リップバーム（リップクリーム） ナチュラルピンク

『リップスボーイ』は人気の美容室『LIPPS』から誕生した、メンズメイク用品ブランドです。髪をセットして印象を変えるのと同じように、肌もちょっと整えるだけで印象を変えられるというコンセプトになっています。そのため、唇のケアは怠りがちな男性のために、しっかりと潤いを保ちながらカラーをプラスできるリップクリームが用意してありますよ。

成分には“ホボバオイル”や“ビタミンC”が配合され、荒れがちな唇も優しくケアをします。ナチュラルピンクは一見無色に見えますが、塗ってからしばらくするとほんのり色味が生まれ、唇によく馴染みます。強くカラーを出したいときは重ね付けをしてみてください。

【エコリップス】エコティント コロライト

『エコリップス』は、スティック自体にはまるで口紅のようにしっかりとした色味がありますが、唇につけるとナチュラルに馴染むので男性でも安心して使用できます。

“カカオ脂”、“アルガンオイル”、“アロエエキス”、“ココナッツオイル”という4種類の天然保湿成分が配合され、ひび割れなどダメージのある唇にもおすすめです。冬場のひどい乾燥時に大活躍してくれる色付きリップですので、すぐに唇が荒れる男性にはぜひ使ってみてください。

男性でもリップは必要！

そもそも男性にリップは必要なのか？という問題ですが、唇のケアは男女問わず必要です。リップで簡単にケアができるので、面倒くさがらずに行なっていきましょう。

唇は思っている以上にデリケート

唇には皮脂腺がないので、他の皮膚よりも乾燥しやすい部位です。さらにうるおいの元となる天然保湿因子がなく、水分蒸発量も多いため、ケアをしなければどんどん乾燥が悪化してきます。

しかし、唇はデリケートな部位ですが角質層が薄いので、肌が生まれ変わるターンオーバーも、ほかの部位より短く3、4日程度となります。

唇がガサガサだと印象ダウン

唇の色だけでなく、がさついていたり皮がめくれているような状態は、不潔そうな印象を与えます。たとえ服や髪形をおしゃれに決めていても、唇が汚らしいだけですべてが台なしになってしまうかもしれません。

垢抜けた印象を出したいなら唇にまで気を使い、しっかりうるおいのある唇を作り上げましょう。

色付きリップなら他の人と差をつけられておすすめ！

無色のリップなら使っているという男性も多いかもしれませんが、色付きリップに変えると、顔全体の印象が一気に華やかになります。

リップなら口紅と違い色付きもナチュラルで、メイクをしている感も出にくく男性でも使いやすいですよ。せっかく唇のケアにまで意識が届くなら、もうワンランク上のケアを目指してみましょう。

色付きリップで男性もツヤツヤ唇を手に入れよう！

「男は唇のケアなんていらない！」そう思っている男性は、圧倒的に損をしています。唇は顔全体の印象をがらりと変え、トータルの印象にまで影響を与えます。通常のリップで保湿ケアをしているのはもはや常識で、色付きリップを使用するのがおしゃれ上級者の技です。

唇の血色良くなれば、健康的で明るいポジティブなイメージとなるので、こっそり好感度を上げることができますよ。そのためには正しいカラー選びが重要ですので、今回ご紹介した色付きリップ10選を参考にチャレンジしてみてくださいね。