眉毛は太さや形で人の印象を変えるため、男女問わず眉毛を整えている人は多いでしょう。なかには眉間に毛が生えていて、その毛の処理方法に悩んでいるという方もいるようです。そこで、この記事ではおすすめの眉間の毛の処理方法はどのようなものか解説していきます。
眉間に毛が生える原因
男性ホルモンが関係している
眉間に関わらず、毛が濃くなるのは“男性ホルモン”が大きく関係しています。男性が女性に比べて腕の毛が濃かったり、眉毛が太かったりするのはこの男性ホルモンが影響しているためです。
男性ホルモンは毛の成長を促進し、たくましいからだになるよう筋肉をつけるなどの働きがあります。男性でも毛深い人とそうでない人がいるのは、男性ホルモンの分泌量の差があるからです。
遺伝により毛が濃い
毛深さは“優性遺伝”によるものであることがわかっています。外部の刺激からからだを守るために機能する体毛は、親が毛深いと遺伝する確率が高くなり、両親が毛深くなくても祖父母のどちらかが毛深い場合は子どもに遺伝する場合もあります。
ストレスでホルモンのバランスが崩れている
人はストレスを受けると自律神経が乱れて、ホルモンのバランスが崩れてしまいます。バランスが崩れると、からだは自身を守るために男性ホルモンを多く分泌するようになります。それによってひげが濃くなったり、眉間に毛が生えたりすることがあります。
生活習慣の乱れによるもの
生活習慣の乱れも自律神経やホルモンバランスが崩れる原因です。夜更かしが続いたり、食生活が乱れたり、運動不足になったりして生活のリズムが乱れることでホルモンのバランスが崩れてしまいます。
このホルモンバランスの乱れを正そうと、からだが男性ホルモンを多く分泌するため、眉間の毛が濃くなることがあるのです。
眉間の毛を処理することのメリット
見た目の印象が変わる
眉間の毛を剃って眉毛を整えると、全体的な見た目の印象が変わります。「それだけで?」と思われるでしょうが、眉毛はそれだけ人の見た目を変えるものです。
どれだけ服装を整えて、ヘアスタイルに気を遣っていても眉毛の手入れをせずボサボサにしていたら、だらしない印象を与えてしまいます。相手に清潔感を与えるためにも眉毛を整えるのは大切で、眉間の毛が生えている場合はその部分を処理してすっきりさせましょう。
眉間の毛の処理方法で注意すること
手抜きで抜くと埋没毛になる可能性がある
むだ毛を処理するときに、毛抜きで自己処理を行っていると皮膚や毛穴を傷つける恐れがあります。
毛穴が傷つくことで皮膚の防御機能が働き、メラニンを作り出し続けると、メラニンが肌に沈着して肌が黒ずんでしまいます。
また、眉の間は皮脂の分泌が活発なので、頻繁に毛を抜くことを繰り返したら毛穴に炎症を起こして古い角質が溜まりやすくなります。それが毛穴を塞いでしまうことがあり、新しい毛が生えるのを防ぎ、埋没毛になるのです。
埋没毛は皮膚の中で成長し、肌の黒ずみや毛穴の炎症を引き起こしてしまう場合があります。ひどくなると炎症によりしこりができてしまい、外科的処置が必要になってしまう恐れがあるため、注意が必要です。
やりすぎると印象が変わりすぎる
眉毛の間のむだ毛を処理するとき、注意するべきことは眉毛をいじりすぎないようにすることです。
むだ毛を処理して、ぼやけた印象の眉毛をすっきり見せることは大事ですが、眉毛の上部分の毛を剃りすぎてしまうと眉の筋肉の動きが目立ちすぎてしまい、見た目が不自然になってしまいます。
また、伸びた眉毛を処理するときに全体的に短くしてしまうと、見た目の印象がのっぺりとした感じになってしまうため注意しましょう。
おすすめの眉間の毛の処理方法
おすすめはシェーバーで剃る方法
眉毛のむだ毛を処理するのにおすすめなのは、顔剃り用のシェーバーです。一般の刃の鋭いカミソリを使うと皮膚の表面を傷つけてしまう可能性が高いので、カミソリを使うときは“顔剃り用”を選ぶようにしましょう。
顔周りは皮膚が薄くて繊細です。カミソリの刃が鋭いと皮膚まで剃ってしまうため、肌のバリア機能が損なわれてしまい肌がくすむ原因になります。
顔を剃るためのシェーバーは敏感肌用のものが売っています。敏感肌用のものは、肌を傷つけることなく産毛だけを剃ることができるのでおすすめですよ。
眉間の毛の処理手順
顔を洗って汚れを落とす
顔のなかでも眉の間は皮脂が多く分泌するTゾーンです。そのため、眉間には脂っぽくなり汚れが付着しやすい場所なのです。眉間の毛を剃るときには、処理する前は必ず洗顔して顔の汚れを落としましょう。
また、ニキビができている場合は無理してカミソリを使わず、ニキビを治してから眉間の毛の処理を行いましょう。
シェービングクリームを塗らないと剃り跡が残る
顔を剃るときはクリームを塗る前に行うと肌への負担が大きいので、処理を行う前にシェービングクリームや乳液などを塗りましょう。乾いた肌のままシェービングを行うと、カミソリの刃が肌に引っかかり摩擦が起きてしまいます。
何も塗らずに顔を剃ると、カミソリの刃が肌に引っかかり摩擦が起きて肌に負担をかけてしまいます。肌への負担を減らすため、眉間の毛の処理を行う前にシェービングクリームや乳液などを塗りましょう。
毛の流れに向かって剃る
眉間の毛を剃る場合は、毛の流れに沿って剃ると肌を傷つけずにすみます。力を入れず優しく剃るのがポイントです。
剃り終わったらアフターシェーブローションやクリームなどを塗る
眉間の毛を剃った後は、肌に残った毛や皮脂を拭き取りましょう。その後は肌が整うように保湿ローションやクリームを塗ります。敏感肌の人は特に、シェービング後に肌を保湿しないと皮膚が乾燥して肌荒れを起こしやすくなります。
眉間の毛の脱毛
脱毛サロンやクリニックで眉間の毛を脱毛する
眉間のむだ毛を処理する方法をご紹介してきましたが、眉毛の処理は難しいものです。ひとつ間違えてしまうと見た目の印象を変えてしまうので、眉間の毛の処理をプロに任せる方法もあります。
脱毛サロンや脱毛クリニックで眉間のむだ毛を脱毛すれば、頻繁にシェーバーで処理することも必要なくなり楽になります。
プロに脱毛を頼むときは、眉間にニキビや吹き出物がある場合は施術できないことがあるのでニキビができている方はまず治しましょう。
眉間は目のまわりのなかでも皮膚の厚さがあるため、刺激に強くて脱毛をするときにそれほど痛みを感じることなく脱毛できますよ。眉間のむだ毛を脱毛することのメリット
眉間のむだ毛を脱毛処理することで、一時的には整ってキレイにすることができますが、頻繁に処理しないと眉間のむだ毛はすぐに生えてきてしまいます。
脱毛することで眉間のむだ毛が生えてくるスピードが少しずつ遅くなり、処理する回数がぐんと減るのです。
また、自己処理をしているときに気になるのが毛穴でしょう。自分で処理しているとどうしても毛穴が目立ち、気になってしまいます。この点、眉間脱毛をすると毛穴が目立たなくなり気にすることがなくなっていきます。
そして、剃ることで皮膚を傷つけることがなくなるので、肌トラブルが減りニキビなどができにくくなります。
このように、プロに脱毛をお願いすることで見た目も肌にも良い影響を与えることができるのでおすすめです。
眉間の毛を処理してスッキリしよう!
眉間のむだ毛を処理すると見た目がスッキリしますね。しかし、男性の眉毛は、作り込みすぎると不自然な印象を与えかねません。それを防ぐためには自分らしい自然な形を生かして整えることです。
眉毛は人によって特長があり、太くて濃い眉毛や弓形の眉毛など、その特長を生かして自然な眉毛を作ることが大事なのです。