【頬の毛が濃くなってきた男性必見！】原因と対策方法・おすすめ処理方法

男性の頬の毛ってどう見えてるの？

男性の象徴でもある髭ですが、実は頬の毛は微妙な反応が多いようです。その理由を見てみましょう。

実年齢より老けて見える

頬まで毛が生えてくると顔の印象ががらりと変わり、実年齢より年上に見えることが大半です。それを狙っているならば良いですが、どちらかというと顔色が悪くなり、輪郭もぼやけるため老けた印象になることがほとんどのようです。

伸ばしっぱなしだと不潔に見える

髭が似合う男性もたくさんいますが、それはしっかりとメンテナンスを行ない“ファッション”として生やしているからです。伸ばしっぱなしの髭は不潔な印象が強く、頬の毛はデザインが難しいこともあり、その結果肌が汚く見えてしまうことがあります。

特に女性からはあまり好まれていないのが現状ですから、処理をした方が無難でしょう。

頬から濃い毛が生えてくる原因

男性ホルモンの影響

濃い毛が生える原因は、男性ホルモンにあります。人間のからだは性別に関わらず、男性ホルモンの“テストステロン”と女性ホルモンの“エストロゲン”の両方が存在しています。

この二つがバランス良く存在していれば、毛のバランスも丁度良くなるのですが、男性ホルモンの方が多いときに頬まで濃い毛が生えるようになります。

生まれつき男性ホルモンが多い方は、思春期をむかえる頃から体毛が濃くなり、頬にも毛が生えることがありますが、「今までなかったのに急に生え出した！」という場合は、ホルモンが乱れている証拠かもしれません。

男性ホルモンが急激に増えてしまっている原因は、次のような理由が考えられます。当てはまるものがないか確認してみましょう。

食生活の偏り

テストステロンの分泌が増えてしまう食品というものがあり、肉や魚、乳製品などの『タンパク質』、ニンニクや長ネギなどの『セレン』、ニラやらっきょうなどの『硫化アリル』、この3つが代表的なものです。

バランスよく摂る分には問題ありませんが、これらの栄養ばかり摂っていると、男性ホルモンが増えてしまいます。

ストレス過多

ストレスはホルモンのバランスに大きく影響し、過度なストレスを慢性的に受けることで、バランスを崩してしまいます。

激しい運動

適度な運動はストレスを軽減させますが、筋肉を鍛える運動を激しく行うと、テストステロンが多く分泌されます。例えばスクワットやベンチプレスなどの運動が当てはまるため、濃い毛が気になっている方は筋トレは適度に行うようにしましょう。

不規則な生活

睡眠不足などの生活の乱れは、テストステロンを直接的に増やす行為ではありませんが、ホルモンバランスを崩し女性ホルモンが急激に少なくなることも起こりえます。

そのせいで頬の髭が急に生えてくることもあるので、決まった時間に就寝や起床を心掛けたり、3食バランスの良い食事を摂るなど規則正しい生活を送ることが大切です。

間違った髭剃り

頬の毛を濃くしてしまうもうひとつの原因に、髭剃りの行い方があります。間違った髭剃りを繰り返していると、髭の濃さや生えるスピードに影響するため、次の3点について注意してみましょう。

髭剃りの道具

髭剃りの道具はなるべく肌に負担をかけない方が良く、毛抜き派の方は要注意です。肌に負担をかけると髭を濃くして肌を守ろうとするバリア機能が働き、髭を剃るたびに毛深くなる可能性もあります。

そのため髭を剃るときはとにかく肌を労り、負担をかけない道具選びが重要です。おすすめは電気シェーバーですが、カミソリの方がしっかりと刃を当てることができ根元からカットできるため、「時間が経っても髭が伸びているのを気づかれにくい」という利点があるでしょう。

カミソリ派の方は切れ味の良いものを選び、シェービング剤をしっかりと使用して行なうことで、肌への負担がぐんと減らせます。それを怠るとこちらも肌を守ろうと毛が濃くなる可能性が高いため、電気シェーバーも上手に利用しながら髭剃りを行ないましょう。

髭を剃る時間

髭が1番生えるといわれる時間は午前6時～10時のため、朝の髭剃りが効果的です。夜に剃ると寝ている間に伸びてしまい、夕方になる前にもう無精髭状態になっている可能性もあります。

朝に剃ることで夕方でも髭が気にならないことも多いので、なるべく1番伸びる時間に処理を行ないましょう。

髭剃り後のケア

髭剃り後は肌が乾燥しやすくなりますし、どんな道具を使用したとしても少なからず肌にダメージがあります。そのため保湿ローションなどでしっかりとケアすることが重要なポイントです。

傷ついた状態を放置するとバリア機能が発動して、髭が濃くなる恐れもあります。

頬の毛の正しい処理方法

頬の毛を処理するおすすめの方法をいくつかご紹介します。それぞれのメリットやデメリットを比べ、どれが自分に合っているのか検討してみてください。

電気シェーバー

1番手軽な頬の毛の処理方法で、その種類も『往復式』や『回転式』、『ロータリー式』など毛質に合わせて選ぶことができます。

使用方法は多少異なりますが、基本的には洗顔後『プレシェービングローション』というドライ剃り用のローションを塗ってから、ゆっくりと逆剃りをします。

毛の流れとは逆方向に剃る逆剃りは、1歩間違えると肌を傷つけてしまうため、ゆっくりとシェーバーを動かしましょう。剃り終わったら髭くずやローションを洗い流し、化粧水やアフターローションを塗って終了です。

【メリット】

【デメリット】

抑毛剤

抑毛ローションや抑毛クリームは、毛が気になる部分に塗るだけで抑毛作用があるというものです。「塗るだけ」という使用方法のみで簡単な反面、使い続ける必要があり即効性は期待できません。

しかし抑毛作用のほかに、美容成分や抗炎症成分が入っているものもあり、日常のスキンケアの一環として使用しても良いでしょう。

おすすめの使用方法は、髭剃り後のケアとしてや入浴後の肌が柔らかいときです。ローションタイプは敏感肌の方でも使用しやすいため、髭剃りと併用して使用してみてください。

【メリット】

【デメリット】

家庭用脱毛器

家庭用脱毛器は、脱毛サロンや医療脱毛クリニックで使用している脱毛機より威力を弱めたもので、家庭でも手軽に脱毛が可能です。

電気シェーバーとは違い、毛根に直接アプローチするので脱毛効果を期待できます。しかし、本格的に脱毛することは難しいです。もともと毛量が少ない方は抑毛の効果が高いですが、やはり使用し続けなければ毛が再生してしまいます。

使用方法は簡単で照射レベルを設定して気になる部分に当てていくだけです。ゴムではじかれたような痛みがありますが、それが効果の現れでもあります。

また、毛の成長に合わせて使用していくことで効果が期待できますので、毎日使用しても肌にダメージを与えるだけです。2週間に1度程度の使用を目安に行なうと、徐々に毛量が減るのを実感できるでしょう。

【メリット】

【デメリット】

脱毛機関に通う

自宅にてセルフで行なう髭の処理方法以外に、専門機関でプロに任せる方法もあります。より効果が高くプロが行ってくれる安心感もあり、頬の毛を完全になくしたい方にはこちらがおすすめです。

専門機関と言っても脱毛方法は種類が分かれ、大きく『光脱毛』・『二ードル脱毛』・『医療レーザー脱毛』の3種類です。それぞれの特徴を見てみましょう。

光脱毛なら脱毛サロン

光脱毛を行っているのはエステサロンで、「比較的安価で通いやすい」というメリットがあります。通っている間は効果を実感できますが、脱毛機の威力はクリニックほど強くなく、永久脱毛はできません。

通うペースは2ヶ月に1度程度で、自己処理がいらなくなるまでには12回以上の施術が必要になるため、脱毛完了までに2年は見ておきましょう。比較的肌に優しい脱毛方法で、痛みもほとんど感じずに済みます。

【メリット】

【デメリット】

脱毛サロンで永久脱毛がしたいならニードル脱毛

ニードル脱毛は、細い針を毛根に刺し電流を流す方法のことで永久脱毛が可能です。毛穴一つひとつにアプローチするため、頬などの狭い範囲に適していますが、かなりの痛みを伴います。

ニードル脱毛を扱っている脱毛サロンは少ないですが、1度通えば永久的に毛の再生がないため、徹底的に脱毛したい方にはおすすめです。

【メリット】

【デメリット】

医療機関で安心して永久脱毛ができる医療レーザー脱毛

医療脱毛レーザーは光脱毛と脱毛原理は一緒ですが、医療機関で行なうため、より威力が強い脱毛機の使用が可能となっています。そのため毛根の破壊が期待でき、永久脱毛が認められている脱毛方法です。

通うペースは2ヶ月に1回程度とほぼ光脱毛と一緒ですが、必要回数が5～6回と半分以下になっているため、1年で脱毛完了を目指せます。

痛みは強い傾向にあるものの、医療機関のため麻酔の使用もできますし、万が一のトラブルが起きてもすぐに医師の判断を仰ぐことが可能です。

【メリット】

【デメリット】

濃い頬毛を日常生活から改善する方法

頬の毛の正しい処理ができたら、毛を濃くしないために日常生活から改善を心掛けましょう。日々のちょっとした配慮が頬の毛を減らすことに繋がるため、意識してみてくださいね。

正しい髭剃りを行う

永久脱毛をしない場合は、継続的な髭剃りを行う必要があります。その場合は先ほどご説明した正しい髭剃り方法を行ない、肌を傷めないことに重きを置いてください。

また、頬の清潔を保つことも重要なため、髭剃りの前や後のケアもしっかりと行ない、肌を守りながら髭剃りをしてくださいね。

食べ物に気をつける

髭を濃くしてしまう男性ホルモンを減らすためには、食生活が大きく関わってきます。もちろん規則正しく食事を摂ることも大切ですが、可能ならタンパク質・セレン・硫化アリルの接種をなるべく避け、野菜中心の食事にしてみましょう。

さらに大豆に含まれるイソフラボンが女性ホルモンを増やすため、納豆、豆腐、きなこなどを積極的に摂取するのもおすすめです。紅茶や緑茶も効果的であるため、食事の際の飲料をこれらに変えてみても良いですね。

ストレスからの解放

ストレスを感じ続けると、それに対抗するため男性ホルモンが増えてしまいます。ストレスは心身ともに悪影響が強いため、あまり自分を追い込むような生活は避け、ゆとりを持って過ごしてみましょう。

男性ホルモンが急激に増えると毛が濃くなるだけでなく、頭皮は薄くなるなどの悪影響が強く、それ以外も病気などの危険性も高まります。ストレスを感じたら、うまく発散させ、気持ちを切り替えていきましょう。

頬毛の伸ばしっぱなしはNG！メンテナンスで好感度アップ！

頬の毛はデザインが整っていれば男らしく、素敵なケースもありますが、処理をせずに伸ばしていると実年齢よりも老けて汚らしく見えてしまう諸刃の剣です。

そのため、こだわりがないのであれば処理をおすすめします。顔の毛の処理は思っている以上に注意を払って行なわないと、余計に毛を濃くしたりトラブルの原因になるので、今回ご紹介した方法を試してみてください。

頬の毛の処理がしっかりとできたら、ホルモンバランスを崩さないよう日常生活を正して過ごすことを心がけてくださいね。